お風呂の効能(2)

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〜熱い湯が好きですか、ぬるめがいいですか〜
     (温度差による、効果と問題点)

あなたは熱いお風呂が好きですか、それともぬる目のお湯に、
ゆっくり浸かりたい方ですか。

お風呂の湯の温度は、人によって好みがまちまちですし、
年齢によっても季節によっても、異なってきます。

お風呂好きな日本人の多くは、どちらかといいますと、
やや高い温度を好むようです。

        
それというのも、長い入浴の歴史の中で、日本人は温泉や銭湯
などのお湯の適温に慣らされた皮膚感覚があります。
大衆浴場や温泉など、湯船の広い浴槽では、外気温に接触
する面積が多く、冷えやすいので、温度を高めにしますし、
温泉の健康効果を出すのには、すこし高めにしています。

そこでどうしても、すこし高めの温度が好きになったのでしょう。
その温度が摂氏で40℃から43℃になります。

西洋人などが入る、温泉リハビリなどのお風呂の温度は、
34℃から37℃ぐらいの、体に熱くも冷たくも感じない不感温浴が
常識ですから、日本人と違い低温を好みます。

どちらが体や健康によいかは、一概に言えませんが、入浴が体の
構造への効果だけでなく、精神的にリラックスして、気分転換に
よる体調好転もあるだけに、適温はその人が習慣的に好む
温度が適当でしょう。

しかし、熱い、ぬるい、その中間の温度などによって入湯効果は
すこし違いますし、体によいと思う効果が、場合によっては逆効果
にもなりますので、そのことをよく注意して入浴することを勧めます。

それでは文中で表記される高温、中温、低温は何度なのか、
一般的に世間や研究機関で認知されてる数値で分類しましょう。

超高温  45℃〜48℃  草津温泉など特殊な湯、医療
                 目的、短時間入浴。
高温   42℃〜45℃  温泉、大衆浴場などの高温浴槽、
老人好み中温   39℃〜42℃  一般家庭の標準
低温   37℃〜39℃  リラックス、長湯、若者向け
不感温  34℃〜37℃  温浴リハビリ、西洋の保養所、
                 1〜2時間入浴

お風呂に入る目的を、いまさら述べる必要もありませんが、
目的の第一は体を洗う、汚れを落とす、清潔にするです。
二番目は体を温める温熱効果です。三番目が身心の疲れや、
ストレスなどモヤモヤを忘れる、心理的爽快感です。

体を洗う行為は、単純で理屈はありません、汗や汚れを洗剤
などで洗い流し、肌の清潔と美しさを回復保護するのが目的
です。ただし美しい肌への演出は、入浴後の肌の手入れにも
関係はします。

それ以上に関心のあることは、温熱効果による健康や心理、
精神に及ぼす効能です。

ご経験があるように、お風呂に入りますと、血行が活発になり
血の周りがよくなります。それは皮膚から伝わる熱に対する、
血管と血流との生理反応と、防御反応といってもいいでしょう。

皮膚と血管は、伝わった温度の高さによって反応がすこし違い
ますが、入浴の瞬間から感知し作動します。適温と思った湯の
温度も、皮膚では熱いと感じたとき、体はその熱を逃がそう
として血行をよくします。さらに浮力があり、重力がかからない
ので、血流はそれだけでもよくなります。

そのとき血管はすこし拡張もしますので、血圧の高めの人は、
低下傾向になりますが、逆に低めの人はより低血圧にもなります。

その熱さが長引き、血行行動が連続しますと、やがて汗をかいて
体熱をより逃がそうと皮膚に近いところに血流が集まり、頭脳や
内臓への血流が不足し、のぼせて湯あたりしたり、めまいの
状態になります。

それゆえ、長時間の入浴には、すこし低めの温度や半身浴が
体に抵抗がないと言われます。

その逆に、より高温の湯は急に入ると危険です。このとき
血流は皮膚表面より逃げたり、血管は収縮したりしますので、
水圧も加わると、心臓への負担は増します。

また体温が急に上がりますと、血液の中の血小板がはがれ、
血管の中に浮遊し、血栓を作りやすくなります。そのうえ
交感神経の働きが活発になり、神経は緊張もしますから、
意外とストレス解消にはなりにくいです。

高血圧の人、心臓に負担をかけてはいけない人、脳や心臓に
梗塞などを起こした病歴のある人は、注意が必要です。

それでも高温の湯が好きな人は、体を熱い湯に慣らして、
急に湯船に浸かることを避け、事前にかけ湯などし、徐々に
入ることを勧めます。そして入浴時間を短時間で済ませる
ことです。

低温に長く浸かるのが好きな人は、半身浴とか湯船に長く
浸からず、出たり入ったり繰り替えす方がいいでしょう。

肩まで湯に浸かると、水圧でウエストは3センチぐらい収縮
しますし、肺も内臓も圧迫され、体全体に水圧がかかります。
それが長引きますと体が圧迫され苦しくなり、かえって
悪影響が出ます。

半身浴の効能は、この圧迫が少なく、体への負担がかからない
ことです。さらに全身浴では、血行がかたより、のぼせ、めまい
にもなりますが、半身浴では少ないでしょう。

それでも程度問題で、額や顔に汗がにじんできたら、それを
限界の目安にしましょう。

ただし、ある程度の長風呂の効果は、緊張がほぐれ副交感
神経の働きが活発化しますので、体も心もリラックスし、
身心の新陳代謝が促進され、血行の働きで疲労物質排出や
脂肪燃焼が行われます。

半身浴は、体が芯から温まるりますし、湯上りの直前に
フクラハギからくるぶしにかけて、冷水をかければ、体の温熱が
長時間保ちます。寒い冬はことに効果的でしょう。

ただし寒い冬など、低温に長く入っていて、風呂上りの手入れが
悪いと、体が冷えてストレスとなり、風邪を引いたり、肌が
荒れたりもしますので、体を冷やさず、肌への手入れを怠りない
ようにしてください。

もっとも半身浴だけでなく、一般家庭の普通温度への入浴でも
お風呂の効能は高いです。

なんといっても、裸になり皮膚を通して感じる温かいお湯の
感覚は、何にも束縛されない開放感が味わえるもので、
つい鼻歌の一つでも歌いたくなる気分になります。

そのうえ血液、リンパ液の循環促進による疲労の回復、
肩こり頭痛の解消、浮力により体重圧が減少しヒザや腰への
負担が少ない、治療リハビリ効果、筋肉、神経の緊張を
ほぐすため神経痛緩和への効能などがあげられます。

私も定時に帰ったときは、1年を通じまずお風呂に入ってから、
夕食を食べます。その理由は大きく分けて二つです。

まず一日の仕事を済ませ、帰宅までの「動」の世界から、
入浴によりスイッチが切り替えられ、「静」の世界へ気分転換が
出来ることと、入浴により胃腸の働きがよくなり、より空腹感を
覚えて、夕食が美味しく食べられることです。

身心の緊張が無くなり、ひと汗かいた爽快感は、晩酌をより
楽しいものにもしてくれます。

そんな時「風呂好きな日本人に生まれてよかった」としみじみ
感じるものです。本当にささやかな幸せの一時です。

そしてお風呂によって温まった体は、深い睡眠とさわやかな
目覚めを呼ぶものです。

それが不老長寿(風呂長寿)につながります。

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