中国の最近のブログ記事

食の安全雑感

〜中国産の期限切れ鶏肉チキンナゲット騒動〜
(安いことがすべての、輸入食品の安全性を再度考える)


中国上海の食品工場で製造したチキンナゲットに、
廃棄する腐敗直前の原料が混合されていたニュースが7月の下旬放映され、
やれやれまた危険な中国製食品か、いい加減にしてほしいとの思いでした。

このニュースで驚いたことは、
このチキンナゲットが世界的に有名なファストフード大手の日本店と、
有名コンビニエンスストアーで販売されていたことです。

食の安全が叫ばれ、消費者の食の安全性に対する関心が高い今日、
日本を代表する企業の商品チェック体制と、
製品に対する責任感はどうしたのかとの疑問も感じます。

中国製品を取り扱い販売するには、この程度のリスクは先刻承知であったでしょう。

しかし製造ラインに腐りかけの鶏肉が混合される動画が、テレビ画面に映し出され、
その作業担当者から「別に死ぬようなことはないので」とのコメントには、
取り扱っていた日本企業も唖然としたことと思います。

もう一つ驚いたことは、こんな生々しい現場を取材した地元テレビ局の報道姿勢があったことです。

今まで中国製品の安全性が問題になったり、食品被害が出たり、
検査結果違法物質が検出された時でも、その実態の現場はわかりませんでしたが、
製造現場の不正を告発する撮影は、証拠としては第一級です。

これでは中国の政府当局も、工場経営者も弁明弁護の仕様がありません。

逆に工場責任者を逮捕して、原因究明とその責任追及並びに不正に対する懲罰にと発展せざるを得ませんでした。

まずこの快挙に喝さいを送ります。

以前から問題を起こし続けている中国食品製造現場の不正の実際を、
中国のテレビ局そのものが、公にした勇気にも感心しました。

行政と企業の癒着、報道機関と政府または企業とのもたれ合いなど、
企業内の内部告発以外で、外部機関の調査で実態が明るみに出ることは中国では希有のことだと思います。

私の体験の中でも、中国の食品会社と中国の検査機関との関係を知る機会が何回かありました。

だいぶ前になりますが、養鶏の技術指導で上海の食鶏処理場を訪問した時のことです。

屠体処理した生の丸鶏が、土足で歩く土間コンクリートに並べているのを見て
「土間はバクテリア汚染の危険があるので、
衛生的な箱を作りその中に氷と一緒に入れてください」と注意した時

「調理して食べるから、危険はない」との返事と
「政府の検査官も別に問題にしていない」には、
後の言葉が続かなかったことを思い出します。

その時、この国の食に対する検査機関と製造者の標準的常識が、
私たちの常識の違いをそこに見ました。

確かにバクテリアの汚染は熱処理すればその危険はなくなりますが、
生鮮食品として食べる人に、安全を送るという企業モラルの考えは皆無のようでした。

笑い話ですが「中国で生活するには、毒の食品を食べて長生きできないか、
その毒を嫌って食べないで餓死するか、どちらの選択しかありません」と
中国の知人が冗談で言った言葉が忘れられません。

ということは「期限が過ぎた原料を混合しても、フライ処理すれば危険がなく、
味も変わらないから問題ない、それよりも価格的に安いことがお客さんの利益だ」
の理屈が常識のようで、その常識の中で生きていくには、
少しぐらいの危険は我慢するのが、中国の消費者の常識なのかもしれません。

この安く作るために、廃棄直前の鶏肉を使わざるを得ない事情があったとしたら、
安い商品を強要した発注者の方にも責任があるのでしょうか?。

振り返ってみますと、こんな事態になった本質はどこにあったのでしょう。

以前、これも中国訪問時の経験談ですが、
中国からの輸入野菜に農薬が残留していることが問題になった時
「きれいなそろった野菜を作ることが条件で、
虫食いや病気で見た目が悪い野菜は日本人が買わないから農薬を使わなくては」
との返事があったことがあります。

さらに「その農薬は日本製ですよ」と追い打ちがかかりました。

また「中国では農薬を使わないと、農作物は収穫できない」と
一般の消費者は認識しているようです。

ですから、かなりの家庭では野菜などに残留する農薬を洗浄する農薬洗浄剤が
使用され、表面に付着している農薬は洗い流すようです。

このような生産体制になったことは、中国建国からの歴史的なもので、
農業の発展が国の力であり、国民への食料供給が第一の生活安定だとの考えが、
新国家共産主義の原点にあったことから始まります。

農産物を生産していた人民公社の評価は、とにかく収穫量の多寡で決まるので、
化学肥料と農薬による生産競争へとなだれ込み、食の安全性など見向きも
されない習慣が続いたことが、今日の安価で生産量第一の思想背景ができたと見ます。

とにかく安全性より収穫量が大切で、大量に生産すれば価格も安くなり、
その安さに魅力を感じた日本の食品加工会社、レストラン、スーパーマーケット、
農作物販売会社が、安い中国食品に群がったのです。

その背景に、日本の企業同士の価格競争と市場占有競争がありました。

さらに中国食品が日本に大量輸入されるようになった背景は、安くて形さえ整い、
製造者や販売者の企業名が有名なら、日本の消費者は何の抵抗もなくその商品を買い求めました。

今回の問題が起きて、報道機関が中国産食品を使用しているレストランチェーンを
調べたら、ほとんど有名な外食店舗が、
全てではないが何らかの料理の一部に使用している報告がありました。

しかし、どの店舗でも、メニューに中国産使用とは表示していません。

おそらく、今回のチキンナゲットが、
中国産であったことを知っていた消費者が何人いたでしょう。

消費期限切れのチキンナゲットのテレビ放送を見て、
中国産と知ったのではないでしょうか。

このように、安いから使う、安いから価格競争ができる、
安いからお客が満足する、安いから利益が上がる、
日本の企業にも安いものへ対する羨望がなかったとは言えません。

さらにその安さを最も歓迎したのは、中国食品の安全性をたえず疑っている、
ほかならぬ日本の消費者です。

ですから企業の選択も、消費者の要求に対するサービスと、
企業の利益獲得のためだとしたら、
安いものを求めて中国産を扱ったことを間違った経営手段とは言えません。

ただ問題なのは、その安さを提供する中国の生産体制と、
中国人の食に対するモラルと常識が、
日本企業が考えている常識とは、少し違うことをどれだけ認識していたかです。

ご承知のよう、日本の食料自給率は40%に達しないといわれます。

中国だけでなく、世界のあらゆる国から食料は輸入されます。

これらの安全性はどうなのでしょう?中国だけの問題とは思いません。

私たちは仕事柄、諸外国の鶏肉や豚肉などの生産状況を熟知しています。

薬品残留の危険、有害微生物の汚染などが心配です。

この薬品残留と、有害微生物汚染を一挙に無くせる有機的生菌飼料(プロバイオティック)を開発し、
日本をはじめいくつかの国にも紹介しています。

せめて日本人が食べる卵、鶏肉、豚肉、牛肉、牛乳からは
危険を無くそうとのポリシーで努力しています。

ただ残念なことにこの有機製剤を、中国へは紹介していません。

さて最後に、8月の初旬、今回の事件を中国政府と日本政府が話し合いました。

その席で中国側から、問題を起こした上海の企業を取り調べた結果
「日本向けに出荷した商品には、消費期限切れの原料は使用されていないので安全です」の
コメントが発表されました。

さぁ、それが事実だとしたら、カビの生えた期限切れ原料の不正商品は、
どこへ行ったのでしょう?

中国政府の発表を知った、中国人はツイッタ--で

「日本向けは安全、期限切れ商品は中国人の口に」

「よいものは輸出、悪いものは国内販売か」

「毒入りは中国人へ」

「中国人のメンツにかけてよいものだけを輸出する、日本人はそれを理解しろ」

「輸出製品は安全、日本人は安心だ」

などなど自虐的なギャグも含めてにぎやか。

ところで、この期限切れ原料のニュースが流れた結果、
日本のファストフード店は問題のチキンナゲットの販売取りやめは勿論、
その影響で売り上げは大幅に落ちました。

面白いことに、中国の同じファストフードチェーンで、
同じチキンナゲットが飛ぶように売れたというニュースが入りました。

なぜか? それは期限切れでも間違いなく鶏肉を使っていた、
他の訳のわからない雑肉でなかった、この報道が証拠になって、
正真正銘なチキンナゲットということで、売れ行きが伸びたようです。

所変われば品変わり、価値観も変わります。

この辺に中国食品に対する、中国人の常識の原点があるようです。












食の安全と中国

  〜お金儲けのためなら安全も無視〜
 (危ない中国産食品を良く知るのは中国人)


中国産の食品の安全性について、面白い統計調査があります。

これは日本と中国双方の消費者に行った調査で、日本は中国からの輸入物、中国は当然自国で生産された食品についてです。

まず日本人の97%が、中国産は不安があると答えたのは、いままでの中国産食品が起こした不祥事から見たら至極もっともだと思いましたが、中国での調査で中国人の79%が中国産食品の安全性に不安があると答えていたことには驚きました。

中国人そのものが、国内で生産された食品、ことに農作物と畜産物、さらに加工食品まで、安心して食べられないものだと認識していることになります。

中国食品がどんな状態で生産されているか、消費者はよく分かっていて賢明と言いたい所ですが、そんな危険な食べ物でも、食べて生活しなくてはならない中国の人たちは、気の毒で可哀そうな状態だと憐憫を覚えます。

こんな状態になった背景は、中国共産主義国家が持っている宿命だとでも言いましょうか。

農地の国有化と農本主義により、建国以来人民を飢えさせてはいけない使命感が、生産拡大の至上命令となり、とにかく何が何でも多く作った人が褒められる産業として、食料が生産されてきた過去があります。

当然、化学肥料に頼り農薬の使い放題が生産性をあげる一番の近道で、品質の安全より生産性が優先し、農畜産物食品の汚染や農薬、抗生剤等の残留はマイナス点にならなかった基準が、中国の食品の常識になったところに、要因があります。

そこへ持ってきてここ数十年、開放経済の流れで化学産業が急激に発展し、その工場から排泄される汚水の垂れ流しが、河川や湖沼に重金属の汚染をもたらし、それが農業用水に使われ、さらに生活用水にまで使用され、農作物の汚染をより深刻な状態にさせました。

さてさて困ったことですが、輸入者としての日本人は、危険と思えば輸入を差し止めることが出来ますが、中国人はそうゆう訳には行きません、その解決は中国政府と中国の人たち自身にゆだねる以外ありません。

こんな中国製の農産物や食品に対し、インターネット上に、中国人の書き込み意見がいくつも拝見させられ、現在の中国人の自虐的なつぶやきが聞こえてきます。

「こんな危険な食品でも食べなければ飢えて死ぬ、食べれば毒で死ぬそんな運命」とのおもしろいジョークがありますが、笑えない現実なのでしょう。

さらにきついのは「官僚は飢え死にするより、毒で病死したほうが良いと考えている」農薬使い放題と、化学工場などの汚水取締りと規制の強化をしないことを皮肉ってるのでしょう。

「中国人は毒を浄化する、肉体的強さがある」とか

「米から大量の鉛や水銀が検出される、一石二鳥の効果で、偉大なる科学的進歩」

「政府は米や食品に重金属汚染量の標記を義務つけるべき」

こうなると、皮肉と言うより自虐です。

消費者の悲しみの声の裏側にやりきれない思いも感じます。

ツイッターはまだまだ続きます。

「中国ではお茶を飲んではいけません、農薬茶、毒茶です」

ことにお茶は熱湯で煎じます、溶け出したのはお茶の成分より農薬成分の方が多いと言うことです。

そんな理由からか、台湾に押し寄せる中国人観光客のお土産の第一番に、台湾産ウーロン茶があることを台湾の友人から聞きました。

お茶だけでなく、乳児用粉ミルクも大切なお土産のようで、同じことは日本観光の中国人のお土産は電気製品とブランド品と粉ミルクのようです。

乳幼児を持つ中国のお母さんたちは、中国産の粉ミルクを信用しません、外国資本のスーパーマーケットに陳列される外国ブランドの粉ミルクは、瞬く間に買い占められ払底するようで、ヨーロッパの輸出国は、中国への輸出を規制するようになったと聞きました。

「下水道の汚水から精製油を作る話」「美容院、床屋、病院などから集めた毛髪でアミノ酸醤油を生産」「ネズミ、キツネ、ミンクなどの肉を赤色発色させ羊肉として流通」「死んだ豚を買い付けて、加工肉として販売」など、私たちが驚くような実態が最近までまかりとっていた中国ですが、さすがに全て摘発され禁止になったようです。

そんなことがあってか、先日3月23日の新聞に、上海の黄浦江に合計で1万5000頭以上の豚の死骸が浮揚しているニュースが掲載されていました。

鳥インフルエンザ発生の最中、豚に感染したかと騒がれましたが、そうでなく死んだ豚を引き取って流通する業者が、取り締まりに合い捕まり、処分できなくなった養豚業者が、仕方なし川に捨てたと分かりました。

この豚は黄浦江上流の浙江省の嘉興にある養豚地帯が捨てたもののようですが、この地区は合計で750万頭の大生産地で、今までも死んだ豚の河への放棄は行っていましたが、下流の上海市などの職員は、たいした数ではないと処理していたようです。

しかし今回の数は大量で世間に知れ渡ってしまい、問題が大きくなりました。

なぜかと言えば、この河の水は上海市の水道水だからです。

豚の死骸が何回も流れている河の水を何の抵抗なしに、水道水に供給する市の職員の衛生観念が、ある意味で中国人の衛生感であり水道水の安全基準なのでしょう。

最も中国人は生水を飲みませんから、少しぐらい病毒菌が混じっても煮沸すれば問題ないというのが、生活習慣かもしれません。

こんな役人の神経も問題なら、何の抵抗もなく川に捨てる養豚家の神経も問題です。

また何の理由でこんな大量な豚が、一編に死んだか私は疑問になります。

一説には飼育環境と管理の劣悪、あるいは薬品の間違えと多給などが死亡の原因と思われますが、血液検査の結果ではサーコウイルス(多臓器発育不全症候群)が検出された報告があるようです。

ただサーコウイルスは、子豚に発病し死亡率も20%ぐらいですので、子豚だけでなく大きな豚もあったようなので原因が分かりません。

世界の豚生産数の45%以上を持つ中国、儲かれば無法でもマナー違反でもお構いなしの産業人、おそらく無茶な管理と薬のやりすぎで、殺さなくても良い豚まで殺したのでしょう。

薬漬け畜産で、あらゆる肉から抗生剤の残留が見つかる中国の実体は、一朝にして治るものではないでしょう。

世界的に有名なケンタッキーフライドチキンの中国産鶏肉から、違法な抗生物質が検出され、さすがの政府も営業停止命令を出したのはつい最近のことです。

しかし、こんなことは当たり前で、たまたま検査されたから見つかったので、全ての鶏肉、鶏卵、アヒル肉、豚肉、牛肉、養殖魚のうなぎ、鯉、なまずなど、恐ろしいほど抗生物質と農薬が残留しています。

中国料理の定番フカヒレの40%以上は人造フカヒレであることは有名な話です。

春雨の原料である緑豆の粉と、海藻からとったコラーゲンとを練り合わせたもので、植物性のフカヒレです。

鮫の乱獲が問題になっているとき、資源保護のためになると嘯く中国料理人がいますが、問題は偽者のフカヒレを本物らしく、また値段も本物と同様に高くしているところでしょう。

下水から採取した食用油も、リサイクルで資源の再活用だ、と威張る中国人もいるようです。

中国語に「向銭走(シャンチェンゾウ)」と言う新語があります。

お金儲けに向かって闇雲に邁進する意味のようですが、お金儲けのためなら、何をやっても構わない、やがて国が富み経済発展すれば、世界中から尊敬される、国家のためなら無法も通る、の論理はいかがなものでしょう。

昨年秋北京を訪問し、中国の高級公務員を定年された要人と会食した際「ここの食堂の肉は、薬品を一切使わないで飼育されたもので、安心ですから」と何回も強調されたことを覚えています。

またその人の口から「政府要人もこの肉は安心だとして、食べていますから」と、安心安全を定義する妙な例えをしていました。

中国の人は、いや中国をリードする要人たちは、中国の食品の不安を、もっとも知っているよい証左でのようにも思います。

食の安全はもう少し続けます。

人と鶏、インフルエンザ防御方法

   〜発病を防ぐ免疫の自然治癒力〜
 (免疫力を高めるにはペプチドタンパク質)


中国での鳥インフルエンザの人への感染は、日を追って増えています。

そもそも人へ感染したH7N9ウイルスは、本来鶏にインフルエンザを発病させるウイルスですが、鶏だけでなく農家で飼育されているアヒル、ガチョウの水禽類、さらには野鳥のハト、スズメ、カラスなど鳥類全てに感染しますし、場合によっては豚や牛などの家畜、はては犬猫のペットへの感染も考えられましょう。

それを考慮しますとこのウイルスは、中国全土に広がっているのでは、と疑いたくなります。

ただし鳥類にとっては感染しても病状が目立たなく、まして野鳥やアヒル、ガチョウなど、さらに家畜などでは、全然症状は出ません。

そんなウイルスがどう言うわけか人間に取り付き、典型的なインフルエンザ症状で死亡までさせます。

なぜ人間に感染するのか、また変異株に変わったのか、これからに研究を待ちましょう。

しかし現実の中国は、感染死亡のニュースが後を絶ちません。

こんな訳の分からないウイルス感染は、中国の人はもとより、在住の外国人にまで限りない不安を与えているでしょう。

ということは、鶏からうつされた可能性が高いのに、何処で感染し、どんな理由で発病したかも分からない、実態が見えないステルス飛行機のよう実に不気味な感染ルートです。

それ故うがった見方をすれば、H7N9型鳥インフルエンザ感染者は、発表された数字の何十倍もあるかも分かりません。

症状が軽かったり、感染と知りながらも医者にかからず我慢したり、お金がないから病院にいけなかったり、その中には死亡者も出ても、インフルエンザ状態は隠蔽し死亡届を出したり、広い中国ことに農村地区や底辺で生活する人々の実態は複雑です。

そんなことも考えますと、このインフルエンザは中国だけに限定されず、お隣の韓国、台湾、ロシア、東南アジア、そうして日本、さらには全世界に拡大しないとは言い切れません。

実際に4月25日の日本の新聞に、中国へ訪問帰国した台湾の人が、H7N9型のインフルエンザに感染し、重篤な状態との報道がなされていました。

この訪問者は鶏にも野鳥にも接触機会がなかったのに発病したということは、ウイルス保菌者の人からの感染と疑いたくなります。

このように人間から人間への感染の可能性だけでなく、現実には野鳥、渡り鳥はじめ、畜産の生産物、畜産資材、人間の交流などを通じ、関係各国の養鶏場に感染、爆発的にウイルスが増幅され、それが人へ伝播する、と言う図式がまず想定されます。

そこで私たち人間と、鶏を飼育している養鶏業者はどうすれば、この見えない侵入ウイルスを防ぎ、また感染発病させない方法を、真剣に検討し実行しなければならなくなります。

そんな方法のいくつかを、一緒に考えましょう。

まず一番分かりやすい予防法は、ワクチン接種による免疫抗体を作ることです。

私も老人といわれるようになった15年前頃から、季節性インフルエンザ発生のシーズンの冬が近づく11月頃、必ずワクチン接種しています。

それ故か、毎年必ず起る季節性インフルエンザ流行時にも、典型的な症状の罹病はしていません。

ワクチン効果だけなのか、ほかの生活習慣と環境、または健康を保つ栄養管理、毎日の仕事に追われての緊張、適度な運動など、毎日欠かさず飲んでいる特別なサプリメント、これら総合的な肉体管理もあいまって、インフルエンザがでないのでしょうか。

同じよう鶏にもワクチンがあります。

ただしこのワクチンは高病原性ウイルスのH5N1対象のもので、今流行のH7N9の低病原性のものではありません。

ワクチンはウイルスの型が変わると、効果はありません。

それゆえ、中国の鶏にはH5N1のワクチンは使われていましたが、H7N9のワクチンは接種されていませんので、今回の大騒動になったのです。

ご承知のよう、人間、鶏、豚などに感染するウイルスは、「H(ヘマグルチニン)」で16の型、「N(ノイラミニダーゼ)」で9通りの違った型のウイルスがあり、その組み合わせで合計144種が存在します。

人間の予防注射でも、ここ20年ぐらいの間、最も流行したウイルスを対象に製造されているようで、昨年私が接種したワクチンは1968年に流行したH3N2のA香港型と同じB型、それと2009年北米などで流行した、豚インフルエンザといわれたH1N1、2009型の3種混合のようです。

ですからもしH7N9型の鳥インフルエンザに感染したら、抗体がないので私も発病するでしょう。

このウイルスを感染者から分離し、それを種にワクチンを開発しても、かなりの時間を必要としますので、もしこのウイルスが爆発的に、鳥から人、人から人へと感染を広げたら、ワクチンは間に合いません。

困ったことです。

勿論、鶏に使用するワクチンも、弱毒ウイルスだけに開発はされないのではないでしょう。

最も日本では鳥インフルエンザワクチンは絶対的に使用禁止ですので、鶏への感染は無防備です。

ということは、この鳥インフルエンザは、鶏も人もワクチン接種による防御は考えられないことになります。

そこで、人間も鶏もワクチンなしでも罹病しない、健全な免疫力を持つことによって防御することと、ウイルスが侵入しない、させない生活習慣と環境を作ることでしょう。

まず一般的な人への身近な対策から申しますと、

1、外出帰宅後の手洗いうがい。
2、人ごみはなるべく避ける、またマスク着用。
3、充分な休息と睡眠、
4、規則正しい生活と、ストレスを起こさない生活。
5、バランスよい食事による、栄養が偏らない注意。
   (免疫力を高める食事とサプリメント)
6、強い肉体を作るための適度な運動。
7、鶏肉、豚肉など肉類を調理した後の手洗いと、まな板と包丁の洗浄
8、肉類は加熱調理すること。
9、鳥インフルエンザ発生時は、鶏卵の生食はやめる。

さらに養鶏場、鳥類飼育者の注意事項(一般的な病気対策に準じる)

1、養鶏場場内の衛生管理の徹底。
2、鶏舎の消毒と洗浄、飼育鶏の健康管理と観察。
3、飼料、資材搬入車両と外来者の消毒励行とそれらの記録。
4、搬出鶏卵、肉鶏の消毒と車両の洗浄消毒励行。
5、野鳥、野鼠、害虫の侵入防御。
6、飼育鶏に免疫力付加。

洗浄、消毒はじめ手洗いマスク着用などは、ウイルスを感染させない物理的方法で、間接的で消極的ですが基本的なことでしょう。

一方、高い免疫力を人体と鶏体に付与させる方策は、免疫生理機能の充実で、もっとも積極的で本質的な防御策です。

私たちの体の免疫力は、いろいろな機能で成り立っています。

鶏も同じことですが、それらの機能を充分働かせるには、まず健全な健康体と十分な栄養摂取が大切です。

そのなかでタンパク質の重要性は充分認識してください。

というのは、免疫の諸機能と物質はすべてタンパク質を原料として構成されているからです。

私は免疫と抗体のことを、別名で「自然治癒力」と発言することが多いです。

健康体とは、人間でも鶏でも恒常性(ホメオスタシス)があります。

肉体細胞のひとつひとつは自己の恒常的状態を認識し、その恒常性を犯すものが侵入すると、侵入物に対して自動的に防御体制を作り、恒常性を維持します。

数えますと、呼吸や血液循環の自律神経(交感、副交感神経)、体温維持や消化の代謝エネルギー、内分泌(ホルモン)活動、各臓器の自働活動、免疫調整のサイトカイン機能、自己復元する遺伝情報、侵入物に対する抗体機能などなど。
これらが自然治癒力に繋がるもので、自己と非自己の判別が的確で、非自己に対しての反応と防御機能を発揮するのが免疫力といえます。

その免疫機能組織はかなり多くあります。

まず血液の中にある白血球のなかのマクロファージー、顆粒球、好中球、好酸球、リンパ球、リンパ球の中のがん細胞などに対するNK(ナチュナルキラー)細胞、Tキラー細胞、免疫グロブリンを作るB細胞、またリンパ腺は全身に張りめぐっています、そのほかリゾチーム、インターフェロンなど、さまざまな役割を先天的に持っています。

これらを自然免疫系といいましょうか、それともうひとつ獲得免疫があります。

これはご存知のワクチン接種と、一度ハシカやオタフク風邪に罹ると二度と感染しない抗体のことです。

この中でインフルエンザなどの異物ウイルスへの対応では、免疫グロブリン(Ig)の働きに期待したいです。

免疫グロブリン(Immunoglobulin)はB細胞で作られる分子量の大きな、タンパク質の総称でIgG,IgM,IgA,IgD,IgEなどに分類され、それぞれの機能分担があります。

ちなみに鳥類はIgM、IgY、IgAの3種類しかありません。

この5つのなかのIgAは腸管免疫をつかさどるのと、鼻腔、口腔などの粘液の中に存在し、鼻汁、唾液など通じて、ウイルス侵入の初期感染での対応する役目です。

母乳や血清、腸液などにも多く存在し、このIgAが非自己侵入者への防御の切り札で、ことに腸管免疫力は、健康維持と病気対応にもっとも大切な役割をもちます。

その免疫グロブリンIgAを生産するのは、やはりタンパク質でペプチド化されたものはIg生産に好適といわれています。

この冬、やはりインフルエンザが流行しました。

そんななかで「これを摂っていたから、インフルエンザに罹らなかったわ」と、私たちが開発した商品を愛用されている多数の人たちから感謝された製品があります。

この製品の目的は、お年寄りの元気回復と長寿、成年男女の健康維持と体力増強、ご婦人方の美容促進、スポーツ選手の筋肉ケアーなどで人気を博している、大豆胚芽を独特の酵素で触媒し、活性酸素除去能力を高め、また免疫力を強め病気に強い体を作ろうとしたものです。

この商品は大豆タンパクをペプチド化した代表的なもので、とくにアミノ酸のアルギニンを特化した、肝臓や血管系の障害にも対応力が強いです。

このタンパク製剤が、腸管のIgAを特異に増強する能力があることが、研究室のマウスの実験などで証明されていますが、いつの間にか風邪に強い製品として噂になった背景は、その特異なタンパク質にあったと思います。

しかし、ウイルスは実に訳の分からない物体で、もし感染したら潜伏期間中に体内で何万倍にも増殖し発病する性質があるため、まず感染させないことが一番ですが、不幸感染したら体内で、増殖を抑えれば発しないことになります。

H7N9型ウイルスも、多くの人に感染しているが、発病した人はそのうちの極わずかだと思います。

それは自然治癒力と免疫抗体のおかげだと推測します。

その要因にIgAの働きもあったと思います。

「治にいて乱を忘れず」の例えのよう、大丈夫と思っても保険にかける気持ちで、免疫抗体力を上げておくことが、このインフルエンザ対策の方策のひとつと思います。

次回もさらにこの稿が続き、インフルエンザ対策を考えます。

そのとき日本でも患者が出たということにならないことを祈ります。

旅順の旅の苦い思い出

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   〜スパイ容疑で逮捕され取調べられる〜

   (22年前養鶏場の技術指導訪問での出来事)

〜「新型インフルエンザ」発症の危険最大国〜
  (全ての鳥へのAIワクチン接種は問題多発要因)

「北京オリンピックの開催は、本当に大丈夫か」

私を含め、私の周囲の人間からこんな言葉が、よく発せられ
ます。

さて何故でしょう。

世界各地を回る聖火リレーが騒動を引き起こしている報道を
見て、こんな状態ではこんな国では危なくてオリンピック
どころではないと考えてなのか。

〜毒入りギョーザ事件の影響〜
   (ISO認証取得食品工場の多さとその実態)

2008年1月末に発生した、中国産のギョーザ中毒事件は、
さまざま問題を発生させたまま、いまだに具体的な解決を
見ていません。

しかしこの影響は、中国からの食品輸入の数量に大きな変化を
もたらしました。

輸入数量の統計数字を見ても、2月が対前年28%減、3月に
なりますと44.5%の大幅な減少となりました。

〜トイレ事情が物語る国民性と品質〜
   (孔子の思想に学ぶ、CHINA FREE解決策)

中国の観光旅行で、外国人が一番困るのがトイレの問題です。

おそらく日本の方も中国旅行の最中、同じ印象と経験を持ったと
思います。外出先で公共のトイレを使うことが出来ず、ホテルに
帰るまで我慢をした経験を持つ人がかなりいるのではないで
しょうか。

現在は大都市ではだいぶ改善されてきましたが、まだまだ
公衆便所的なところは、日本人には馴染めません。

「ニーハオ トイレ」とニックネームがあるように、トイレの扉が
無かったり、場所によっては間仕切りも無く、長い溝の上に
板が並べられ、その上にまたがって用を足す様な排泄施設も
あります。

隣同士その姿が見えて「やーコンニチワ(ニーハオ)」と気軽に
挨拶することが出来るので、こんな名前が付いたのでしょう。

〜中国人の面子と中国製品〜
  (細菌汚染は問題にしない熱調理の食習慣)

「中国の農業や畜産は、成績が悪く生産性が低いです。
5000年の長い歴史の土地で農業を続け、いまではすっかり
土地に栄養分がなくなってしまいました」

「そのうえ、文化大革命の影響で、肥料も農薬も無く
大変困っております」

私が始めて中国を訪問した1978年、訪問した北京の
中国科学技術院の所長、王博士の言葉です。

〜86%の日本人が中国産は買い控えるとの回答〜
    (品質改善なくして中国の繁栄と威信はない)

いま日本で、純国産の食品をマーケットで求めようとしますと、
三個に一個しか無いと考えられるのが、食糧自給率の統計
から判断できます。

自給率がカロリーベース計算で、40%弱と言う農水省の
発表がありますが、輸入飼料を食べさせて生産している、
卵や肉類も自給食糧として統計に入っていますから、実際は
30%以下の自給率といっても言いすぎではありません。

と言うことは、輸入食品が三分の二、この輸入食糧がない限り、
日本人は餓死をしてしまうことになります。

〜アメリカで巻き起こった中国製品への不信〜
    (なんでもありの利益優先主義への警告)

いまアメリカの小売業者の店頭には「CHINA FREE」と
書かれた表示が目立つようになりました。それも今年7月から
急激に増えています。

「当店は中国産は扱っていません」こんなを広告が出すことが、
消費者に安心を与え、購入者に余分な神経の負担をかけない
商行為だとの認識です。

まかり間違うと、国際経済紛争の種にもなりかねないこんな
表示が、堂々と店頭に張り出されるのには、それだけの
理由があります。

それは今年に入り、またここ数ヶ月の間に起きた、
中国産輸入品が原因と見られる事件の多発です。

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