病気いろいろの最近のブログ記事

足のつりの痛さと電解質

〜真夜中に起きる「こむらかえり」との闘い〜
(私には効果がある天然イオン物質「フルボ酸」液)


夜中に突然足の痛みを感じ、とび起きたことが過去に何回もあります。

昔から言われている「こむらかえり」でしょう。

とにかくその痛さは名状しがたく、布団の中でジッと我慢しながら痛さに耐えていても、なかなか収まらない時もありました。

左の足が多いようですが、時としては右足にも起こります。

あまりの痛さに、硬直した筋肉をマッサージしようとして、無理に体を動かすと、思わぬところの筋肉に負担をかけてしまい、その筋肉がさらにこわばり痛烈な痛みが起こります。

そうなると痛さが二倍になって、動くこともできず、泣きたい気持ちで我慢するしかありません。

こんな症状が頻繁に起こり始めたのは、8年前ほどに傷めた腰から足のしびれを伴った「坐骨神経痛」発症からです。

その時「足のつり」で拙文を発要した覚えがあります。

足の筋肉の硬直と痙攣は、筋肉のイオンバランスの不均衡も一つの原因で、その対策として私どもが扱っている天然の電解質物質フルボ酸での効果を発表しました。

これはあくまで緊急対策で、硬直し硬くなって痛みを発する筋肉へ塗布し、1〜2分後に痛さが収まる奇跡的な効果があることが不思議でした。

その後、坐骨神経痛からくると思われる足のつりは少なくなり、いつの間にか腰や足のしびれが無くなり、あれだけ快適生活を妨げていた、脊柱管狭窄症が全快した模様です。

何故にしびれや痛みが少なくなったかの的確の答えはできませんが、あえて言えば痛さとしびれを我慢し、姿勢をまっすぐにして早足で歩いたり、痛さをこらえてゴルフを積極的に行ったりした、逆療法がよかったのかもしれません。

1年間リハビリに通った病院も、いつの間にかやめましたが、症状は通院しているときよりも改善したのも皮肉でした。

しびれや痛さは病院でのマッサージや、体の捻転での腰と足の筋肉を伸ばす体操、機械道具による筋肉の牽引など、さまざまな方法でもなかなか解決しませんでした。

なんとか治さなくてはと思い込み、病人として対応していた精神的な苦衷もありました。

そんな気持ちを吹っ切って、痛くても悪化しても構わないと開き直って逆療法を行ったことに、効果があったのかもしれません。

もしかして、病人意識を脱ぎ去った気持ちが、足腰の痛さとしびれを忘れさせたのでしょうか。

何時か何かの雑誌で読んだ、腰痛の原因は脳神経にあるとの記事を思い浮かべたほどです。


ところが昨年12月末から今年1月、寒い季節を迎えたので、ゴルフも休んでしまい、運動不足を感じた今年の1月中旬頃、就寝中に足が硬直しその痛さで目覚めたことが何回か続きました。

足の運動が少なくなったので、足への血行が悪くなったかなとも危惧しました。

「こむらかえり」の原因はいくつもあります。

寒さからくる足の冷え、加齢からくる筋肉の減少、血行不良からくる筋肉の酸欠、血管の収縮や血栓などによる閉鎖性動脈硬化(エコノミー症候群)、脱水からくる筋肉の硬直、中枢神経からの伝達の不良(必要以上の筋肉の収縮命令)などがあります。

そのほかに、過度の筋肉疲労と、アキレス腱の伸縮機能の低下、筋肉の伸縮をコントロールする筋紡錘と腱紡錘の働き低下、それと筋肉のイオンバランス(電解質)の不均衡があげられます。

もうひとつは、休んでいた筋肉を急に動かしたときなどです。

たとえば朝の目覚めで急に起き上がろうと、力を入れたとき、ズキンと疼痛が足に走り、その周囲の筋肉が硬直しさらにそれが広がります。

または無理な姿勢で手足や体を動かしたとき、無理を強いられた筋肉が硬直し、しばらく痛みを発します。

こんな経験を持った高齢者は多いのではないでしょうか。

これも一種のこむらかえりでしょうか。

それらのさまざまな原因の中で、私の体験的こむらかえりの原因を見つけますと、寒さ、加齢、血行不良、脱水、中枢神経の誤作動、筋肉の伸縮低下、電解質不良などすべてが考えられます。

ゴルフや歩行などで足の筋肉を多く酷使した時の方が、熟睡もあって夜中の足の筋肉痛で起きたことはなく、逆に休日であまり足の運動をしない時に筋肉の硬直が起きます。

これなどは適当に動いた足の筋肉と血行が、正常であったためと考えられます。

歩行などで動かさない筋肉は衰え、血行も悪くなるのかもしれません。

まことに気まぐれで、こまります。

考えますと足の筋肉をよく使うゴルフは、かえって血液の循環もよく、血管の収縮もなく、アキレス腱の働きも低下せず、脱水傾向もないのでしょう。

また健全に活動した足の筋肉は、電解質のバランス不調も起こさないのでしょう。

確かに18ホール白球を追い続けますと、最後の数ホールの足の疲労、筋肉の痛みはかなりのものですが、気持ちの中でそれと闘い、精神的にも疲労を感じさせない意識が、足の筋肉に健全な命令を与えているのかもしれません。

そうなると気力と精神と神経の問題となります。


理由はともかく、足の運動をあまりしなかった1月中旬から下旬にかけて、熟睡中に筋肉硬直が起こり痛さで飛び起きました。

そんな場合の私の対処療法は、起き上がると同時に、枕元に用意してある天然の電解質物質の「フルボ酸液」を、硬直しているに筋肉に塗りたくります。

硬直するのはふくらはぎの腓腹筋、脛の前の前脛骨筋が多いですが、時には太ももの大腿四頭筋など、同時に発症するときもあり、痛さを我慢して皮膚に塗ります。

小さなスプレーに入ったフルボ酸も用意していますので、太ももなどは周囲全体にスプレーもします。

そうしてジッと時が過ぎるの我慢して待ちます。

冬の夜中、痛さと寒さとの闘いです。

1〜2分経過し、やがて何もなかったように痛みが引いていきますが、硬直した筋肉はすぐには戻らず後遺症が少しあります。

ただ我慢できない痛さでなく、ベットに横なり就寝に入ります。

このようなこむらかえりがなぜ起きるかの原因は、先に述べたようにいろいろでしょうが、その中のイオンバランスの不均衡による原因もあります。

ご存知のように私たちの体は、イオンのバランスが大切です。

陽イオンと陰イオンのバランスの上に健康体が維持されています。

栄養的には食物から採取するミネラル物質の中にイオンがあり、それをバランスよく摂取することで平衡が保たれています。

ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、クロームなどです。

これらのイオン物質の微量成分は、人間の中枢神経や血液循環、心臓の働きから酸素活性、そうして筋肉の伸縮と活性に大いに影響します。

ことに筋肉の機能調整に関与し、不足すると収縮したり痙攣したりして激痛を伴います。

夏場の発汗作用が激しい時の運動などでも、足の痙攣が起きやすく、それだけでなく全身のイオンバランスが欠けてしまうと、さらに重大問題となります。

塩分を補給したり、スポーツドリンクを急きょ補給したりして、イオン不足を補います。

スポーツドリンクには、イオンに関係するミネラルが添加されている電解質ドリンク剤です。

このように電解質と筋肉とは関係が深く、私が夜中の筋硬直に電解質の液体を皮膚に塗布する意味もあるのかと思います。

ただ市販されている電解質スポーツドリンクを塗っても、駄目だと思います。

それは筋肉の細胞にまで届かなからです。

ところが天然電解質のフルボ酸が効果があるのは、皮膚からの浸透力です。

低分子のフルボ酸は、皮膚の細胞を透して、筋肉細胞の毛細血管にも浸透し、血管を弛緩することにより、血液循環を蘇らせ、筋肉の膠着を改善していると思われます。

その反応が速いのがこの液体の特徴です。

科学的なエビデンスはありませんし、私だけが密かに使用している、筋肉のしびれと痛みの特効薬ですので、あまり外部には宣伝しません。

ただゴルフ仲間の何人かには、ゴルフ疲れの筋肉回復には良いと教え、風呂上りに疲れたと思われる筋肉にぬれば、翌朝筋肉は快調で疲れは感じないようです。

勿論私も、ゴルフの後たくさん歩いて疲れを感じた後には、このフルボ酸は助け舟です。

そのゴルフを休んでいたこの冬、フルボ酸を足に塗らなかったからか、運動をせずいたので足の筋肉が活性を無くしたかで、夜中にこむら返りが頻発したのかもしれません。

さーそこで、1月26日よりゴルフをはじめ2月半ばまで3回行っています。

さいわいに夜中のこむら返りがでていません。

ただ筋肉の硬直は、歩きすぎ疲れすぎても出るようですし、さらに最大の原因、寒さと加齢は避けられません。

またいつ発症するか分かりませんので、枕元のフルボ酸だけは忘れずに用意しています。

初めてのアメリカ旅行と友人の認知症

〜名物旅行添乗員チンちゃんの思い出と現在〜
(人格が変わる認知症のこわさ)

私に「チンちゃん」と呼ぶ、現役時代は旅行社を経営した古い友人がいます、彼は私のことを「オーさん」と呼んで、気の置けない付き合いが、約50年続いた仲です。

このチンちゃんが残念なことに認知症になりました。

この夏の初め、現在福岡市に住む彼を訪ねたとき、私の訪問を大変喜び奥さん同伴で私を夕食に招待して頂きましたが、話す内容がちぐはぐとなり、辻褄が合いません。

「主人はアルツハイマーの前期です」

奥様にに告げられ、納得しましたが何となく寂しさがこみ上げてきました。

というのも、彼とは仕事の視察旅行を含め、何回も一緒にアメリカ、ヨーロッパ、アジア圏の旅をした思い出が沢山ありますし、また65歳すぎてからハワイ島西海岸のコナに居を構え、そこには私も数回訪問しゴルフも楽しんだなど話題にこと欠きません。

それらの記憶をたどっての話を繰り返し数々を語るのですが、その内容が混濁していて私の記憶と違い、返事に困りました。

「認知症」と呼ばれる病状の典型を感じながら、判断力の良さと機転の効くシャープな頭脳は、どこへ行ってしまったんだろう、という寂しさでした。


はじめて彼と会ったのは49年前、私が養鶏業を営んでいたとき、アメリカの養鶏視察旅行があり、それも私が輸入している雛を生産しているH社訪問を目的にしていたので、その企画に参加しました。

その折取引先の商社マンから紹介されたのが彼でした。

彼はこの旅行を企画した旅行代理店の営業マンで、このアメリカ旅行のガイド並びに通訳でした。

この時の互いの年齢は35歳、年齢も同じこともあり、一緒の旅行仲間ということもあって、仲良くなるのも時間がかかりません。

いまから49年前の1966年の話です。

そのころの日本は、敗戦から20年経過し、2年前には東京オリンピックが開催され、東海道新幹線が開通もしました。

このように経済発展が飛躍的に拡大し神武景気と言われてた頃ですが、対米ドルに対する為替レートは、1ドルが360円の固定相場でした。

アメリカへの旅行も観光旅行が漸く許され始めたころ、ハワイ6日間のJALパック旅行で、36万円という金額、初任給が2万5000円時代ですから、かなり裕福な人でなければいけません。

「トリスを飲んでハワイへ行こう」こんな洋酒会社の宣伝文句が話題になった時代でした。

私たちは産業視察の勉強ツアーですから、旅券もすぐ取得し、旅行代金はアメリカ2週間の旅で円換算で60万円前後、円建てで国内で支払いましたが、そのころの所得水準から言えば高価な視察でした。

ただしポケットマネーとして持ち出せる手持ち外貨は、アメリカドルで500ドルまでと制限されていた為替管理法がありました。

500ドルは今は6万円ほどですが、そのころの感覚では現在の18万円です。

アメリカ10日間の旅行としては寂しく、もちろんクレジットカードの存在すらなかった旅行者にとって、闇市場でヤミドルを調達して用心のため余分に持って行ったものです。

アメリカはベトナム戦争の泥沼に引き込まれ、5年が経過し戦線は拡大しつつあるが、勝利にはほど遠くその戦費がアメリカ経済をむしばみ始めようとしていた頃です。

しかし訪れたアメリカ社会は、表面的にはまだ経済も社会も豊かさを保っていました。

私たちはアラスカ、バンクーバー経由でシアトルに入り、シアトル近郊の養鶏農場を手始めに、シカゴの養鶏展示会、アーカンソーリトルロック近くの孵化場、ワシントンDCから、ペンシルバニア州のランカスターのブロイラーインテグレ−ター、そうしてニューヨーク経由でニューハンプシャー州の片田舎にある、今回の訪問目的地の育種農場H社へと巡回しました。


ここに至るまでに、田舎者の10名の訪問団は、初めてのアメリカ旅行で勝手がわからず、珍談奇談の連続でした。(これらの物語は別の機会に紹介しましょう)

それを上手にまとめあげ、恙無く訪問目的の第一番のH社に連れてきたのもチンちゃんの手腕でした。

各訪問先の養鶏関係の農場や施設または屠場や孵化場は、このH社の子会社や関連会社などで、日本からの訪問使節団は珍しく、各地で歓迎され親切な案内とパーティーと夕食会の連続で、身体も胃腸もいささか疲れもしました。

到着したH社の育種農場のあるニューハンプシャー州のウォルポールは秋真っ盛り、美しい紅葉が澄んだ吸気の中彩りをさらに輝かせていました。

メープルシロップを採取するカエデの赤く染まった木々が点在し、生まれてはじめてメープルシロップとの対面もこの訪問でした。

遠い日本からのお客さん一行の到来ということで、H社の歓待も今までに勝るもので、これらの通訳もすべてチンちゃんが行っていました。

そのころは上手に通訳をしていると思いましたが、その後私も独学で若干英語に親しみ、チンちゃんにその時の会話内容を聞いたとき「わからない専門用語の連続で、ほとんど感で適当に話しました」とのこと、しかし日本の訪問団に気付かれなっかたのは、彼の臨機応変の要領の良さの現れです。

とにかく個性的な名物添乗員でした。


それほどシャープな頭脳の持ち主が、認知症という治りにくい病魔に侵され、昔の冴えた行動と判断力が失われ、話す内容のちぐはぐさを見て、この病気の複雑さを知ります。

私は夏の終わり、彼の生まれ故郷、長崎県の壱岐の島で再度面会をしました。

彼の奥さんも同じ壱岐の島出身、2人そろってよく帰郷をしているので、その折私に訪問してほしいと、何年も前からの誘われ、その約束を漸く果たした訪問でした。

「おれがオーさんを案内する」と活き込んでいた彼でしたが、昼食に少しアルコールが入っただけで「眠い」と座をはずし「いつもこうなのです」と奥さんの言葉によると病気症状の一端のようでした。

気持ちの中では訪問した私への歓待の意識は十分あるのですが、それが断片的に途切れるのか、腦細胞がその気持ちと行動を同一にさせないのか、昔の冴えた判断力で行動をした彼を知るだけに、私にとっては見ていてつらい気持ちです。

そんな彼を奥さんは「はい分かりました、無理しないでね」と決して彼の行動を束縛しません。

矛盾だらけの会話と動作に無理なく反応する姿を見て、この介護があって現在の彼の幸福度を垣間見ることが出来ました。

日本旅館に一緒に宿をとり、大きな風呂で彼と二人だけで入浴もし、その時はまことに正常で昔のチンちゃんと変わりなかったですが、ところが洗い場で何回も同じように体を洗うのを見て正常の中に異常を見る思いで「そろそろ出ようか」無理やり入浴を止めさせたほどです。

夕食をともにしながら、49年前のアメリカ旅行の思い出を話し合いましたが、時には私が忘れかけたような出来事を鮮明に記憶し、詳細を語ります。

と思うと急に、別の機会に訪問した韓国の話に飛んでしまい、私を戸惑わせます。

本来、アルコールは好きな方で、会話中焼酎の水割りを何杯も飲むので「少し飲みすぎですよ」と注意されると「オーさんと飲むのがうれしくて」と私との再会を強調して私を喜ばせます。

ただその酒席も長く続かず、「疲れた」と言って退席します。

同じ状態を持続することが苦手のようで「いつも自分勝手なの」と奥さんに言わせるような、それが日常の生活態度のようでした。

翌朝帰る私に「もう帰ってしまうのか」と残念がり「会えてうれしかった、またすぐ来てくれ、頼むよ」と別れを惜しむ彼を見ていて、この病気の複雑さと名状しがたい違和感を持つのも私だけでしょうか。

人間としての存在感と個性が失われ、人格が喪失してしまうようなこの認知症という病気を見るとき、どうしても憐憫の情が湧いてきます。

しかし、昔にチンちゃんを知るだけに、もう一度心から楽しいお酒を酌み交わしたいと思いました。

あとはただ、奥さん看護の適切さを得て、回復することを祈るだけですが、回復しないまでも病気が進行しないで、現状のままで元気でいることを願います。

こんな彼との思い出と健康を祈っているこの原稿を書いている今日、もう一人の認知症を患っていた友人の訃報の便りを、未亡人から頂戴しました。

認知症と認定されてから3年目でした。

認知症は死の病気ではないが、認知になったことで人間の本性、生きるという本質的なバイタリティーが失われるのか、まだ元気でいるものと思っていただけにショックでした。

最近この病気の話題を耳にすることが多くなりました。

平均寿命が延びたことが認知症患者を多く輩出しているのか、生活する環境と仕事の複雑さと疲れがそうさせるのか、私にはわかりませんが、たまたま私の知る友人たちは、仕事の第一線を退くと間もなくこの病気を発症しているケースが多いだけに、考えさせられます。

やがて近いうち迎える超高齢者社会、この病気が当たり前で珍しくなく、同病者同士が同じ施設で楽しみながら人生の終末を迎える社会になるかもしれません。

「夏バテ」は「秋バテ」を起こす

〜今年の猛暑は最多の熱中症を発症させた〜
 (快適なはずのクーラーが体調を崩す)


今年(2015年)の夏は暑かった。

その影響でこの夏は「夏バテ」した、その「夏バテ」が抜けきらないうち、
秋風が吹くようになってから、夏の疲れ以上疲労感があり、これが「秋バテ」
なのだと感じてる今日この頃です。

ところで今年の夏は、83歳の私が経験したことのない、最高の暑さだった。

東京での最高温度は8月7日の37.9度でした。

この温度が示すよう、夏に入った6月から9月の8日まで、
最高温度35度以上の猛暑日が11日間、30度以上の真夏日が47日間、
それらを合わせて25度以上の夏日の合計が104日間というからこれは驚きです。

まだ驚いてはいけません。

東京は東京湾という海を抱えているので、海洋の影響がありますが、内陸の
盆地京都などは最高気温が39.1度の日も含め、猛暑日が21日間、
真夏日が67日、これら合計の25度以上の夏日がなんと121日ですから、
4月5月から既に25度を超えた日が多かったことになります。

これはまさに異常です。

こんな蒸し風呂かサウナ風呂に、何日も入れられていたら、
健康な人間でもおかしくなります。

その証拠に、消防庁が発表した熱中症患者救助で救急車出動が近年では
最も多く、6月から9月4日までで熱中症で救出された重症軽症合わせ
59,006人にあがります。

6月以前を計算にいれますと6万人を優に超えます。

そのうちの1,000人以上の人が命を落としています。

このうち65歳以上の高齢者死亡が75%を超えますので、
老人ほどこの暑さに耐えられず、身体機能にダメージが出やすいことを証明しています。

その原因は代謝機能の劣化によるものです。

若い時は体温を一定に保つため、エネルギーを消費し発汗作用や呼吸作用、
血行促進などで体を燃やし体内の熱を放出しますが、
年齢を重ねるとこの機能の働きが鈍くなり、体に熱が溜り自律神経が乱れ、体温の上昇、
臓器への血流不振、多臓器不全などを起こした結果、発熱、頭痛、めまい、
手足のしびれ、四肢の痙攣、筋肉痛、硬直、こむら返りなど様々な症状も出ます。

問題はその結果、呼吸不全、血流不全から意識喪失し不帰の人となることです。

私も年齢的にはこの老人の仲間、当然代謝機能はご多聞に漏れず衰えています。

この体力低下を知り、気を付け無理をしないよう努めましたが、今年の夏はさすがにバテました。

暑さによる代謝不全もありますが、クーラーによる後遺症もあるのではないかと思います。

老人が室内で熱中症にはなり死んだニュースをよく聞きます。

クーラー使用がなく室温があがり、その原因で体温が上がり熱中症になったとあります。

本来クーラーが嫌いな私でも、そんなニュースが気になり、熱帯夜と言われた夜は、
就寝時でも部屋のクーラーをよく使いました。

タイマーをセットして睡眠開始1時間後、2時間後にオフになるようした
つもりが、翌朝まで運転され、その寒さで夜中でも目が覚めた経験が2、3度あり、
そんな日は何となく体がだるく感じました。

就寝初めの温度と朝の室温の差が10度以上で、
クーラーの風に一晩中さらされた後遺症でしよう。

身体を動かす昼間でも、外気温とクーラーの効いた室温の差が、
時によると10度以上の温度環境があります。

汗を流し暑さに耐えた体には、冷えた室温は天国ですが、
この温度環境の突然の変化は体にはどのように影響してるのでしょう。

ましてそんな温度変化状態を何回も繰り返す夏場は、体に応えないはずはありません。

これは巷間よく言われる冷房病(クーラー病)の引き金になります。

人間の体は暑さ寒さに対応するため、血管を弛緩させたり収縮させたりで、
血流の流れを調節して一定の体温を保つ働きがあります。

その機序をクーラーの温度が壊すことが冷房病です。

暑さで弛緩して汗をかかせた血管が、急にひんやりした温度環境に入ると収縮します。

そんな状態を繰り返すと、5度以上の急激な温度変化をコントロールできない自律神経が、悲鳴を上げます。

その結果、体は疲労感、肩こり、頭痛、神経痛、腰痛、下痢や便秘、女性は生理不順など諸症状が発生します。

ことに影響受けやすいのは、女性や乳幼児、それと代謝機能が衰えた高齢者です。

まさにこの猛暑の夏、高齢者の私もこの症状のはしりになったようです。

その結果はっきり症状に出たのは8月の終わり、
急激に温度が下がった日が何日か続き、
一遍に10月中旬の気温が来たときでした。

昨日まで35度を超える暑さの中で頑張ってきた体は、急激な冷えに耐えられず、
疲労感と頭痛、倦怠感とのどの痛み、鼻水があらわれ始めました。

軽い風邪の症状です。

寝込むほどではないので、職場には通いましたが体調は完全ではなくその
状態が1週間以上続いています。

気候は秋雨前線が日本列島に居座り、カラっと晴れの日が少なく、
そこへ台風が襲来し気温と気圧の乱れが気分も体も憂鬱にさせます。

さっぱりした気分になれないことが、疲労を呼びます。

その遠因は今年の猛暑と判断します。

まさに「夏バテ」が「秋バテ」を呼んでいるのです。

「夏バテ」後遺症です。

しかしやがてカラっとした秋日和の晴天が続く季節になり、
食欲の秋、馬肥える秋を迎えます。

そうなれば新陳代謝が衰えた高齢者でも、元気を取り戻します。

だがこんな異常な暑さの夏はこれで終わりではないでしょう、
来年も、再来年も、近い将来こんな調子が続くかもしれません。

地球温暖化が叫ばれています。

北極、南極の氷が解け、海面が上昇してる話は現実で、日本においても
農作物や果実の適温適地が北へと移動しているようです。

人間の「夏バテ」より地球が「暑さバテ」にならないことも心配します。



五月病

〜木の芽時に出る一過性の精神不安定症候群〜
(真面目で責任感あり、几帳面で繊細な人が)


日本には長くまとまった休暇が、カレンダーを見ますと二回あります。

新年を迎える12月末から1月3日までの6日間と、4月の29日
(昭和の日)から始まる「ゴールデンウイーク」と呼ばれる連休です。

ことに5月の連休は、上手に有給休暇を取れば、サラリーマンは今年
(2015年)などは8日間から12日間も休めます。

こんな長い休暇を取って旅行をしたり遊んだり、または家でのんびり体を休めますと、
休暇が終わったあと、生活のリズムが狂い、仕事に従事しようとすると、
やる気がなかなか出ず仕事がおっくうに感じる人がいるようです。

新年の休暇ではこんな気持ちになる人は少ないが、5月連休後には多発するようです。

こんな無気力症候群を指して「五月病」と下世話言葉で呼んでいます。

「どうも体調がおもわしくなく、やる気が起きず疲れやすい」

なかには、吐き気、めまい、耳鳴り、動悸、冷や汗、体が冷える、
手足が冷たい、足がだるい、下痢と便秘、食欲不振、寝汗などなど。

こんな症状を訴える人が、ことに5月に多くなるようです。

ということは、5月に体調不良と、無気力症候群が多発する何か
特別要因がある筈です。

昔から山々や田園が新緑に燃えるこのころ「木の芽時(このめどき)」の
季節と言い、精神状態の不安定で、気が変になる人が出ると言われていました。

精神の不安定が季節的要因だとしたら、春先の3月から4月。
そして5月初旬まで、気候の変動が激しく冬の寒さと夏の暑さが1日おきに
やってくるような、寒暖差の激しい季節が続いたことにあるようです。

この変化に体が対応できず、知らずの内に体調不良、自律神経に乱れが
生じるのが一つの原因のようです。

精神的の緊張は交感神経の緊張であって、交感神経の緊張は血管の収縮を
呼び、血管の収縮は血圧上昇となり、血圧の不安定は細胞活性の不順となり、
細胞の不活性は老化となり、さらに体調不良と精神不安定を倍加します。

さらに加えて、3月から4月にかけて日本では、新旧が交代する年度末と
初年度が重なり、入学進学、卒業就職、入社退社、転職転勤、転居移動、
昇進降格など、大きな生活の変化が起きる季節です。

この生活の変化や転機も、精神的動揺を起こす事柄で、喜びと悲しみ、
希望と不安とが入り混じり、誰でもが神経を高ぶらせる季節です。

この緊張感が、疲れとなったり、重荷となったり、または期待外れとなったりしまうと、
交感神経の働きが活発化し、精神的不安感となり心のバランスが崩れ、
中にはうつ病的な症状になる「適応障害」と言われる、病気になります。

また新年から4か月過ぎ、冬の寒さの中、頑張った肉体と精神が疲れを
覚えてくる頃、気候の変化や生活環境の変化など、2重3重の変化が
重なりそれに対応できず、心と体がギブアップします。

これらすべての症候群を「五月病」と称するようです。

このような神経の疲れは、真面目で几帳面また責任感のある人が多く
感じるようで、中には一所懸命に仕事をやり終え、目的を遂げた達成感が、
次の目標を失って鬱になる人もいると聞きました。

逆にちゃらんぽらんでいい加減な人間には、精神的負担と緊張が少ないようで、
気候の変化も職場の変化も気にならないようです。

それゆえ「五月病」ははたから見ると
「なぜ5月になると体調がすぐれないの?」と疑問を持たれます。

「季節は暑くも寒くもなく最高で、仕事もスポーツもレクレーションも
快調な時なのに」誰が見たって不思議です。

しかし現代人は、世の動きが目まぐるしく、刺激と情報が多すぎ、
それに対応しきれない人も多く出るようです。

対応できないと、世の動きから逃避したくなります。

また無関心でいることが心の安定となります。

そうなると一種の引きこもり症候群で、社会性を失い精神的に不安定となり、
一種のうつ病となりますが、そんな現代社会だけに「五月病」も多く出るのでしょう。

やがて気候にも慣れ、生活の変化も適応でき、疲れも取れればいつの間にか
「五月病」症候群から抜け出し、肉体も精神も立ち直ります。

ある笑い話ではないが「五月病は6月になれば治る」が定説のようです。

わたしは幸い「五月病」は過去も現在も感じたことありません。

ずぼらでいい加減な怠け者で不真面目だからでしょう。

いずれにしろ83歳の今日まで元気でいられたことの感謝してます。

そんな感謝の気持ちが、精神も肉体にも良い影響を与え「五月病」も忘れていると思います。







歯の健康

〜80歳で20本、自分の歯を残そう〜
(全ての健康増進は歯の健全から始まる)


「80、20運動(ハチマルニイマル)という言葉を知っているか」

先日、同年代の仲間4人で夕食を食べていたとき、友人の一人が突然こんな
質問を投げかけました。

「80歳で20本の歯を残すことだろう」

私が答えます。

というのも、今月になって通院している歯科医と話したテーマで、80歳に
なっても20本の自分の歯が残っているようにしたいが、
達成することの難しさが話題になったのです。

何故歯医者に通うかは、歯が悪いからです。

数年前に治療した上顎と下顎の部分入れ歯(義歯)の金属部が折れ、
また時間変化で退化してしまい、咬み合わせがうまくいかず歯茎が痛み治療に
通わざるを得なくなったからです。

間もなく矯正治療も終わり、新しい入れ歯が出来ようとしている最中です。

歯医者との会話の中で「あなたは80歳すぎても自分の歯が沢山残って
いる方ですよ」と、80歳20本の歯が残っている状態に近いことを
褒められたばかりでした。

ところで私自身は、歯が立派と思っていません。

子供のころから虫歯の痛さに悩み、青壮年になってからも、歯医者通いが
日課のような時期があったことを記録しているから、そもそも歯は悪いものと認識しています。

さらに65歳の時、腹部の手術で45日間入院、1週間以上点滴ですごし、
その後傷んでいた奥歯が数本一遍に抜けた経験もあり、歯は不健康状態で
悪いとの思い込みが私を支配していただけに、医者の褒め言葉に違和感を覚えました。

「確かに80歳の時は20本あったが、その後2本抜けたので現在18本のはずだが」

「80歳で20本残すことが、歯の健康の目標ですからあなたは良い方です。
日本人の平均は80歳になると10本以下ですよ」

「ここへ来る患者さんも同じ傾向ですか」

「そうですよ、80歳前なのに総入れ歯の人もいます」

そんな会話の後、ハチマルニイマル(8020)という言葉が気になり調べますと、
厚労省のホームページにも8020運動の趣旨と、歯の健康は肉体の健康となり、
さらに腦の活性化につながるとし、歯の大切さと抜歯しないような生活習慣の衛生観念を案内しています。

この運動は平成元年(1989)から始まったもので、生活の質を高める
QOL(Qualtiy of life)運動の一環で、厚生省と歯科医師会双方の提唱で発足したようです。

この運動以前の実態は80歳で平均8本、60歳でも17.8本という数字でした、
そこでこの運動により60歳で24本以上、80歳で20本を達成する目標としました。

この運動は、幼児、児童など幼稚園、小学校時代からの教育と、歯を大事に
する習慣をつけさせ、さらに医療検診などから始め、歯科医、一般の医師、
薬剤師、保険医、街中の薬局、歯ブラシ、歯磨きペーストなどのメーカー
など、機会あるごとに大衆運動として、歯の衛生と健全化を謳ったキャンペ--ンでした。

その結果75歳以上の統計ですが、20本以上健全な人の割合が1998年に
10%だったものが、2011年には37%まで改善されたようです。

ただし歯の欠落は年齢とともに急激に進むもので、85歳以上ですと60%
近い人が総入れ歯になっているようです。

50歳を超えると、平均2年か3年に1本の割合で歯が失われているようですが、
75歳からの歯の劣化がことに著しいと言えます。

私自身がその年齢以前に下顎の奥歯を失い、左右にまたがる部分入れ歯となりました。

その後70歳後半に上の前歯が突然に折れて、それをカバーするために、
上顎にもブリッジの部分入れ歯が入るようになり、その都度歯科医通いが
増えるのも仕方ない時を過ごしています。

「歯医者と眼医者と仲良くなりましたよ。
勿論主治医の内科医は月に一度は訪問してます」

年齢を重ねるごとに、医者通いが多くなるのは、長い人生を歩いてきた証左ともいえます。

ご承知のよう、歯は一度失うと二度と戻らない体の一部ですが、
幸いなことに人工的な義歯で代用できます。

ただ、人工的な偽物の歯はやはり自然体ではなく、違和感があり、
また食事の内容にも変化が出ます。

私は総入れ歯ではなく部分入れ歯です。

残っている歯を土台にし、金属と硬質プラスチックで喪失した歯型を作り、
橋渡しにはめ込んだ部分入れ歯と言われるもので、上下の歯に装填しています。

これがなかなかしっくりいかず違和感があり、慣れるまで少し時間がかかります。

当然硬い食べ物は苦手で、柔らかな食べ物に偏り、豆腐はいいが硬いせんべいは苦手です。

咀嚼がうまくいかないと味覚も変化し、唾液の量も減り、言語の発音も発語にも若干影響します。

ことに口の中は敏感で、少しの異物でも咀嚼時に違和を感じ、
嚥下しないような対応しますが、それも鈍感になる危険もあります。

そんな理由で歯は、健全な肉体を維持する第一条件となるのです。

歯が失われる原因の多くが「歯周病」で80%以上のようです。

またカルシウムが溶解される虫歯菌のミュータンス菌によるものです。

ことに青壮年から歯周病菌は、歯の根元の歯茎の中に住み着き歯垢を作り繁殖し、
歯を定着する根元の歯肉を腐らせ、痛みから出血さらに口臭の原因ともなります。

この歯垢(歯石を含み)の中には、歯周病菌が1ミリグラム中10億からの菌数が生息し、
たちまち歯の土台と歯のエナメル質象牙質を分解溶解します。

生活習慣と密接な関係があり、飲酒、喫煙、暴食肥満、甘味過多、偏食など
様々な習慣と、歯の手入れが悪いと歯周病は発生しやすくなるようです。

対策は口腔衛生で、歯磨きの励行です。

各食事ごとと就寝前、一本一本丁寧にフッ素化合物入りの歯磨き剤での
ブッラシングが効果的なようです。

フッ素は元素の中でも活発な物質で、オゾン層破壊で禁止になった冷蔵庫の
冷気触媒フロンガスもフッ素ですが、有機化合物には厨房器具のテフロン
加工のフライパンなどもあります。

練り歯磨きペーストに使われるフッ素は、フッ化ナトリウム水溶液で、
象牙質を丈夫にし虫歯予防効果が検証されています。

ですから市販されている歯磨き剤は、ほとんどフッ素化合物入りで、
主体になっているものは研磨剤のリン酸カルシウム、あるいは炭酸カルシウムです。

ところでフッ素は緑茶にも含まれていますので、お茶を飲む習慣の日本人は、
自然に歯の予防もしていることにもなります。

とにかく、歯の有難味がわかるのは、歯を失ってみてからです。

生活の質を高めるためにも、また健康な肉体を維持して、
ボケ老人にならないためにも、虫歯予防を心掛けましょう。

80歳で20本の歯を残す、この心掛けが長寿の第一歩です。

頑張りましょう。

インフルエンザワクチンを考える

〜ワクチン免疫効果の是非が問われる難しさ〜
(豚も鶏も人間も同じ仲間のインフルエンザウイルス)


「ワクチンを接種していてもインフルエンザに罹りました」

私の周囲の人たちの中に、数名こんな方がいます。

そもそもワクチンは効果が無いものなのか、ワクチンで作った免疫抗体価を
超える強毒なウイルスの攻撃を受けたのか、
またはワクチン株と違うウイルスに感染したのか、
感染した本人も医療関係者も簡単にはわかりません。

しかし現実は、インフルエンザに感染しないため、高いお金を払ってワクチンで
予防したのに発病した事実だけ残ります。

「インフルエンザのワクチンの効果はない」

「だから私はワクチンを打たない」

「打たないでいてもインフルエンザに罹らない」

などの声もたくさん聴きます。

その逆に、「ワクチンをしていたので、周りの人大勢がインフルエンザに
罹ったのに私だけ罹らなかった」などの声もあり、

「ワクチンのおかげで、インフルエンザに罹ったが、軽くて済んで寝込む
ようなことがなかった」との話もあります。

「やはりワクチン予防しなくては、ことに高齢者は」そんな意見も多いです。

相談する医者の多くは、やらないよりやった方がよいと結論付けます。

私も毎年11月下旬ごろ、インフルエンザワクチンを必ず接種します。

すでに15年間ほど続けています。

「なぜワクチンを打つのですか」と聞かれたら。

「安心のためですよ」と答えます。

実際ワクチンを打ってあるという安心感と自信は、インフルエンザ流行の話を
聞いても、私は大丈夫という精神的な安定感が、免疫力を高くしているのかもしれません。

効果がないと言われるワクチンですが、幸いなことにここ何年にも渡り、
高熱が出て下痢嘔吐、全身倦怠筋肉痛など、
顕著なインフルエンザ症状の風邪をひたことはありません。

今年の正月も発熱をしましたが、7度2分ほどで安静に寝ていたら一晩で
平熱になりましたので、普通の風邪だったのでしょう。

もしかしてインフルエンザウイルスに感染だったかもしれませんが、
ワクチンを打っていたから軽度の症状で済んだのだと思います。

さていま私たちが摂取しているワクチンは、
三種類のウイルスを弱毒化した死毒ワクチンで、
受精鶏卵で培養して製造したものです。

この三種類のウイルス株は、1968年〜1990年に大流行した
「香港カゼ」と言われたH3N2のA型株とB型、2009年に流行った
「豚インフルエンザ」と言われたA型H1N1株です。

余談ですが、養豚業者からはH1N1の株の名称を「豚インフルエンザ」と
言わないで欲しいとクレームが出ています。

ところでこの株と同じウイルスが今年の流行になっているかどうかはわかりません。

いや同じ株でも若干の変異があると、ワクチン効果はなくなります。

また鶏卵を培地としてウイルスを増殖している間に、
鶏卵のなかでウイルスが順化し、変形しているかもしれません。

そうなりますとウイルスの毒性が無くなり、ワクチンとは名ばかり、
ただの水を打っていることになります。

それでも近代の科学は進歩していて、疫学的分析と診断が定着しているので、
効果ないワクチンはないと思いますが、ワクチン製法の方法は検討の必要もあろうかと思います。

そもそもワクチンは、私たちの体にウイルスや細菌など異物侵入を防ぐ
免疫力を高めるために行うもので、一度軽い病気を起こさせ、
抗体という物質が細胞の中に充満し、新たな病毒ウイルスが侵入しても、
安住して増殖する細胞を無くし、追い出して発病させないシステムです。

これは先天的にもっている防疫機能でなく、後天的な防御法で獲得免疫とも言います。

ところがこの免疫力は、弱毒化したウイルスでワクチンを作りますから、
強度感染した真正のインフルエンザ発病で作った獲得免疫と比べたら、
抗体価は低いし全ての細胞に抗体が行き届いてない人がいるかもしれません。

または体質によりその時の健康状態により、ワクチンの免疫抗体が上がりにくい人もいます。

言い換えればワクチン効果は、パーフェクトではないと言えます。

そこで効果が高かったとか低かったとか、発病がなかった、
発病してしまったなどと、両極端の評価がされるワクチンになるのです。

ところで私は、畜産動物との接触は長く古いです。

この畜産の病気対策のワクチン接種は、人間と同じいやそれ以上数が多く、
過去にワクチン投与の病気管理のプログラムをよく作ったものです。

そのさまざまなワクチン種類の中で、呼吸器病系のワクチンの効果率が
最も不安定だったとの実感を持っています。

ことに鶏の伝染性気管支炎(IB)などは、絶えずウイルスの形が
変わり対応が難しく苦労しました。

鶏の法定伝染病のニューカッスル病も呼吸器病で、
過去は死毒ワクチン注射で面倒でしたが、現在は弱毒化したウイルスを使う生ワクチンで、
飲み水かスプレーで接種し、呼吸器機関の上皮粘膜で免疫抗体を作ります。

さらに伝染性気管支炎のウイルスと一緒にした、二価ワクチンとなり効果と
作業の能率化、簡素化に貢献しています。

ただし経験的にいいますと、健康的な生体で畜舎環境がよくきれいな空気で飼育されている動物と、
汚い畜舎で病気がちな動物に、同じワクチン接種した後、
血液採取し中和抗体価の数値をはかりますと、その数値が健康なものは高く、
不健康は低い結果が示され、かなりの相違があることも発見してます。

これは私たち人間も同じで、慢性病や生活習慣病、空気汚染がひどくストレスの多い環境、
不規則な生活と過度な飲酒、喫煙の習慣などと、
ワクチン効果とは比例するものと思います。

話題になっている鳥インフルエンザに触れましょう。

ご存知の方もいるでしょうが、数年前に日本で発病したウイルス株(H5N1)と、
今年の冬発生している株(H5N8)は違いますので、
ウイルス対応も難しくなります。

中国で2〜3年前採取されたウイルス(H7N9)は、鶏の発病は軽く、
人間への感染がかなりの数になった新しい形の株でした。

いま韓国で流行している株と、日本で今年発病したものは非常に似ていますので、
おそらく渡り鳥などで運ばれたものでしょう。

台湾で現在大発生している株は3種類(H5N2 H5N3 H5N8)あり、
日本と韓国とは違うものです。

このように、インフルエンザウイルスは人間、鶏、豚などに発病する株は、
基本的には同質のウイルスでその数は144種類になると言います。

それゆえ、144種類のワクチンをすべて製造は不可能です。

その中で過去に人間に感染発病させた、数種のウイルスを弱毒化し、
ウイルスを殺しその死んだ細胞を注射する死毒ワクチンを私たちは注射してるのです。

もし鶏の呼吸器病ワクチンのよう、生きたウイルスをワクチン化できたら、
真正の感染者が現れる危険がありますが、抗体産生効果は高いと思います。

死毒ワクチンの注射は、筋肉注射で確実性はありますが、
効果の方は効く効かないで問題を投げかけるものになっています。

さらに幼児や学童など、注射の痛さにおびえる姿も考えると、
飲水やスプレーの生ワクチンの開発が待たれと思うのは私一人でしょうか。

それにしても、困ったウイルスのインフルエンザですが、
まずは身体を健康に保ち、自然の免疫抗体を沢山付加することで防ぎましょう。

セルフメディケーション

〜自分の身体は自分で守る、自己健康管理法〜
(医療費削減にも大切な自然治癒力)


今年は新年早々体調を崩し1月2日の夜から3日、4日と3日間ベットで過ごす正月となりました。

完全に自己健康管理の失敗で、新年早々お恥ずかしい話です。

1月2日の午後から、体に違和感と不快感を感じ、それを我慢をしていると、
やがて悪寒を覚え下腹に異常を感じ、我慢しきれずトイレに駆け込み下痢であることがわかりました。

発熱と下痢、食中毒か風邪かいずれにしろこれは異常だと感じ、
家に急ぎ帰りそのまま床に就き、その日の夕食から3日、4日の夕方まで絶食、
薬も飲まず医者にもかからずじっと腹痛と下痢と悪寒に耐えていました。

ここ3年ほど私は地元の氏神様「熊野神社」の世話人となり、
四季それぞれ行われる神社の行事にボランティアとして奉仕をしています。

今回も2014年の12月30日、新年を迎える飾りと準備で神社で肉体労働、
続けて大晦日の午後10時ごろから翌朝2015年1月1日の5時近くまで、
真夜中から「初詣」の参拝に来る地域町内の人々への接待で過ごし、元日の
昼から2日の朝までは家で過ごし、2日の朝から再度神社への参拝客の接待を
行うスケジュールとなりました。

この奉仕は私一人でなく、地元住民の中から選ばれた25名ほどの神社世話人が
参加していますが、なんといっても83歳近い高齢者は私だけで、
皆からは「長老」と呼ばれる存在です。

そんな長老が冬の寒気に耐え、徹夜で奉仕に従事したり、日中とは言え9時間
近い時間を参拝客の相手をしたりしますと、いささか体力的に応えたので、
1月2日から寝込む結果になってしまいました。

と言いますと過重労働と、寒さのストレスなどで疲労が溜り、病気の原因と
いうことになりますが、もう一つ考えられることは季節的な風邪とか、
インフルエンザの感染、ノロウイルス感染、あるいは神社で食べた弁当に
よる食中毒であったのか、いまは確たる病気原因が思い当たりません。

ただ今回、発熱より下痢の症状が顕著であったので、対処療法として絶食し
ベットで就寝安静という方法を取りました。

その結果4日の夕食から、薄いお粥を食べられるようになり、5日の朝も
流動食を食べ、仕事始めの会社に出勤、社員にそれなりの挨拶を交わし、
早めに帰宅しましたが、少し疲れましたが病状はなくなり病気は回復しました。

さて今回の発病治療に薬は服用せず、まして医者の診療も受けませんでした。

ただひたすら就寝し若干の汗をかき、腹痛と時々起る下痢への対応をしていました。

しかし人間の体は、薬物を飲んだり医者で注射をしなくても、健康になろう、
正常になろうとする、治癒力、回復力が先天的に備わっていて、
大事に至らず健康回復ができることを、痛切に感じました。

野生の動物などが怪我をしたり、病気になったりすると、ひたすらじっと
動かずに過ごすことにより、体力を回復すると聞いたことがあります。

それと同じように人間も、遺伝的に復元する機序を持っていて、
安静にしていれば簡単な病気は回復する、それを自然治癒力ともいい、
また自己再生機能、自己防御機能とも言います。

自己再生機能は切り傷が復元したり、骨折した骨がつながるような再生する機能で、
遺伝子DNAの働きで原型に復元し、傷口をふさぐにも原型以上に
肉が盛り上がるようなことにはなりません。

自己防衛機能の代表は、外部からの異物侵入を防ぐ免疫組織機能があげられます。

良く知られた異物は細菌とウイルスです。

これらの異物は人体の細胞や機能を破壊する恐れがあるので、自己防衛機能は
血液の中の白血球の防御機能を働かせたり、リンパ節、リンパ球で防御したり、
腸内にある免疫細胞IgAやIgMなどで予防し、さらには新生細胞(がん)など
にはNK細胞、B細胞、T細胞などの免疫機能が働き、自己防疫します。

これらの免疫機能は、私たちの肉体構造のあらゆる部署で作られまが、大別して二つに分けられます。

一つはもともと持っているしている自然免疫系のマクロファージー、
ナチュラルキラー細胞(NK)やリゾチーム、インターフェロンなどです。

二つ目は感染やワクチン摂取で作られた獲得免疫です。

獲得免疫の働きは抗体産生で、これらの産生は骨髄、脾臓、胸腺、リンパ節、
腸管などで作られます。

このように人間の体の生命維持装置は、十重二十重に装備されていて、
そのたびごとにあらゆる方法で体を守ります。

それは恒常性、ホメオスタイシスで、起き上がり小法師のように元に戻る性質です。

症状的に防御する作業には、発熱、咳、くしゃみ、鼻水などでの風邪ウイルス
退治や、下痢、嘔吐などでの細菌性の感染対策なども自己防衛機能のひとつです。

目に見えない体内での防疫機能は、活性酸素の攻撃にはSOD酵素で除去し、
血管の梗塞には一酸化窒素(NO)が働いで血管を拡張させる、
太陽の紫外線対策にはメラミンが皮膚を守る、なども防衛機能に入るでしょう。

人間はこのような自然治癒力がある以上、その機能を上手に発揮させる身体を
作る生活習慣を行うことが、もっとも病気にかからない方法と思います。

それをセルフメディケーション(自己健康管理)と呼びます。

即ち「自分の健康は自分で守る」となります。

この考え方は別に新しくも珍しくもなく当たり前のこと、
子供からお年寄りまで日ごろ心がけ実行していることです。

ただ少し言葉を加えれば、自分の健康状態を的確に把握し、
それに対応する生活習慣と意識と知識を持つことでしょう。

それは医者に掛からず頼らず、自分の健康状態を、
自分自身で判断し的確に対応することです。

そのため成人になったら、少なくとも年に1回は健康診断を受け、
体の機能に異常があるかないかのチェックが必要になります。

もし生化学的な診断ができない場合は、日常生活の習慣の中で、
自分自身で健康状態を察知することです。

良く眠れるか、食欲はどうか、疲れがいつまでも取れないか、
顔色が悪いか否か、運動に支障がないか、便の状態はどうか、尿の色と排泄の量、
五体と内蔵に異常がないか、など自分で感じる正常と異常を察知しましょう。

これらの健康診断や自己感覚判断の結果、身体の異常、臓器の異常、排泄物の
異常、血液の異常などが発見されたら、その原因が何か生理的条件を判断します。

まず体重チェック、血圧計で血圧の測定、体温計で体温チェックなど簡単に
判断できることから始め、それに問題があると判断したら、生活習慣の
なかでどう対処するかの考えるのが、セルフメディケーションの始まりです。

順序としては、大きく分けて食事療法、運動療法、薬物療法となり、
さらに大切なのは生活習慣です。

その成果がどうであったかを評価し、改善目標を決めて、
まず実行することです。

薬物療法が必要となると、病院の門をたたくか、
薬局で相談するかの選択になりますが、その判断もセレフメディケーションの一端です。

ただ可能な限り、医師の診断は避け、
薬局で一般の大衆薬で対応できるものは薬剤師と相談して、
服用を始めるのも選択肢のひとつです。

このセルフメディケーションの考え方の真髄は、
医療機関にかからず医師の診断を仰がず、自分自身で自分の病状を判断し、
最も金をかけない方法で体調不良を治すことです。

年々拡大する医療予算を縮小するには、
健康管理は病院ではなく自分で行うことで解決します。

その結果、過剰な医療診断をしなければ、医師の過剰労働を軽減し、
手間と無駄な費用の節約ができ、受診者の医療機関での病気感染を予防し、
そしてやがては医療保険費の節約となります。

ところが日本の医療費支出の最大の問題は、高齢者の医療費の増大です。

私も高齢者の仲間ですからよくわかりますが、
若い時と違って年寄りは体の異常が多くなります。

さらに高齢者は健康維持には、人一倍神経過敏の人が多いので、
すぐに病院に駆けつけます。

軽い咳が出る、何となく熱っぽい、おなかの調子が少し変だ、腰が痛い、
肌がかゆい、など軽い違和感だけで医者の診断を仰ぐことが多いです。

それが高齢者の健康管理の常識的な判断で安心です。

それを咎めることはできませ。

ただし、こんな行為が高齢者だけでなく、一般人にもあるとしたら、
医療費の拡大はますます防ぎきれません。

ですからインフルエンザや風邪など、ウイルス性の疾患は医者で治るものではなく、
安静に寝ることで自然治癒力が直してくれるという認識と知識を持ってもらうことも、
セルフメディケーションの目的です。

そのためには、高齢者だけでなくすべての人が、
自己健康管理(セルフメディケーション)の思想と意識が必要となります。

意識だけでなく体のメカニズムと健康、体調不良と病気の原因など、
若干の知識を持ってもらうことも必要です。

幸いなことに、最近テレビ新聞などで、
健康をテーマにした番組や特集記事が多くなっています。

私も関心があるので視聴したり、
解読したりして健康知識と病気対策の方法など知ることができます。

これらの特集内容に流れているコンセプトは、
自分の身体の異常は自分で判断し、できるだけ自分で解決すべきというものです。

参考意見の発言者は多くが医者で、病気になった要因はほとんど、
自己健康管理の失敗であるとコメントします。

医者に言わせますと「病気が人を侵すのでなく、人が病気を呼び寄せている」となります。

ことに生活習慣病の高血圧、糖尿病、高脂血症、高尿酸値の慢性的疾患は、
先天的な病気でなく、後天的に生活習慣の中で作ってしまった病気であると断定します。

ガン発生も生活習慣の結果、ガン細胞を新生させたとも言い切ります。

そこで日頃からセルフメディケーションの心得と実行が必要となります。

私も今年の新年、年齢を忘れ勤労奉仕に精をだし、体調不良と知りながら
義務感を全うしようと頑張った結果、寝込むこととなりました。

これも、セルフメディケーションの基本を無視したことが原因ですが、
ただ後の処理は自分自身の自然治癒力を信じ、恒常性回復の遺伝子に
任せる治療法に徹底し、医者も薬にも頼らず治しました。

ただこれは治ることのできた病気であった幸運もあります。

自然治癒力を超え、セルフメディケーションの知識を超えた危機的疾患
であった場合は、これは緊急に医者の手にゆだねねばなりません。

そんな判断ができるようにある知識と経験もセルフメディケーションでしょう。

とにかく健康は人間にとって資産であり、社会的成功も経済的成功も
健康資本があって成し遂げられます。

良いビジネスは良い健康から、しっかり覚えましょう。


薬の飲み方

〜食前、食後、食間、薬の上手な飲み方〜
(毒にも薬にもなる、作用と副作用)


私も高齢になってからいろいろの薬のご厄介になっています。

それだけ体の機能や細胞が老化し傷み、不全症候群が見つかり薬剤対応が増えたことになります。

それともう一つ気が付くことは、65歳の時胆嚢と胆管に結石が溜り、切開手術をしましたが、症状がひどく長期入院をしたことで、少し体質が変わって高血圧や高尿酸値症になり痛風も発症し、病院に通う回数が増えたのも要因のひとつの様です。

そんなこんなでここ数年間、継続して胃腸薬、高尿酸値薬、降圧剤など、5種類の薬を朝食後に飲んでいます。

さらに先日、この夏脇腹にできたあせも状の湿疹が秋になっても治らず、相談した皮膚科の医師から3種類の薬を朝食後と夕食後の1日2回摂取するよう処方されました。

さらにいま、軽い風邪を引いたら、主治医から漢方剤を処方され、これは1日3回食間に飲むような指示です。

というわけで今日(10月23日現在)9種類の薬剤を朝と晩、そして食間に服用し、そのうえ私どもが開発した健康食品抗酸化剤バイタリンZと、血管と血液を正常化する酵素製剤を毎日飲んでいますから、合計では11種類となります。

実にややここしく面倒です。

さて私どもの健康食品は別として、内服薬の飲み薬には、胃腸への影響、吸収と効果が出る体の状態、生活習慣など考慮して、いろいろ飲む条件があることをご存知だと思います。

飲む時間と食事との関係、飲む量と回数、飲用の水などの種類、薬の組み合わせと作用と副作用の注意などですが、医師や薬剤師または処方箋に書かれた指示を遵守すれば大きな間違いは本来おきません。

それは病気の種類と、処方した薬の性質など熟知して、最も効果的で反作用の起きないよう検討して決められていますので。

それがため医師が選択する薬は、日本薬局方薬品で医療用薬品を取り扱う薬局で求めます。

どんな薬を日常内服しているか、細かな処方を明記した「お薬手帳」なる記録簿を、患者各自が持参し、複数の病気に用いる複数の薬品の組み合わせで間違いのないようにチェックもされています。

私も継続摂取の薬品と、一時的に服用する薬品などの組み合わせの時、薬剤師に反作用の質問もできるよう、薬手帳を見せて伺います。

ですから手軽に入手できるOTC市販薬、家庭にある配置薬との組み合わせも、薬剤師に問い合わせすることもあります。

それだけ、健康管理と薬剤の摂取とは深いつながりがあり、また医者にかかれば必ず薬を処方しますので、薬同士の作用が却って健康に被害をもたらさない注意が必要です。

それともう一つ、処方された薬は、ことに内服薬はどの時間帯で飲んだらいいのか、それにより効き目も異なるし、また反作用、副作用が出ることもあるので、正しく問い合わせ間違わないことも大切です。

さて、飲むタイミングは食後、食前、食間、就寝前、必要とする時、定時間隔で飲む、6つのパターンとなります。

1)最も多いのは食後30分以内と指示された薬です。

その理由は、胃に負担をかけない、胃を刺激しない、食物の消化を促進の利点を強調したものが多いです。

薬品の種類は風邪薬とか解熱鎮痛、抗生物質、抗菌剤などの胃壁に刺激を与えるものと、胃腸薬と消化剤、消化酵素などが代表です。

食後は胃の中に食物が滞留し、胃壁の保護にもなるので、胃壁を刺激する風邪薬の系統は、この条件下で飲ませます。

胃腸薬や消化酵素は、食物そのものの消化促進目的ですから、食べ物が胃腸にあることが条件です。

ことに食後は、飲み忘れが最も少ない摂取タイミングともいえます。

2)食前摂取の薬の理由は、食物が胃の中に入っていると効果が弱まる薬、食事をしても問題が起きないことを期待した薬で、糖尿薬、吐き気止め、食欲増進剤、健胃剤などがこれに該当します。

漢方薬にも食前服用が多いようです。

3)食間服用薬は、食後少なくとも2時間後、次の食事の1時間前以上を指して食間というようです。

何れにしろ胃腸に食べ物がなく、食物の影響されないことを条件にしたもので、代表的なものは胃粘膜修復剤(胃潰瘍)胃腸薬です。

それと胃にやさしさを訴えている漢方薬も、食間の方が効果が高いようです。

食間というと食事の間(あいだ)と間違え、食事しながら薬も飲むと勘違いした話も聞きますので、念のため。

4)就寝前は、薬品の効果は摂取後30分ほどかかりますので、できたら1時間前が理想的です。

代表的な薬は睡眠剤です。

5)必要な時摂取は緊急用が代表です。

たとえば狭心症発作の舌下錠、動悸息切れなどの薬剤などと、避妊薬やEDの勃起剤なども適宜必要な時になります。

また胃痛、頭痛、歯痛なども症状により適宜に摂取することもあります。

6)6時間おきに摂取などは、薬剤が血液に溶けて効果を持続できる時間帯に合わせた間隔で服用するもので、抗生物質などがその処方に入ります。

このように、内服薬は飲む時間の定義があり、あまりめちゃくちゃな飲み方をしない方が効果的のようです。

摂取法は「水またはぬるま湯でお飲みください」とほとんどの薬はこのような表示があります。

しかし実際は、お茶やコーヒー、牛乳やジュースあるいはビールなどのアルコールと一緒に摂取することもあるようです。

これらの飲料の中には、一緒に飲むと薬効に変化をきたすものもありますので注意が必要です。

1)カフェインが入った薬と、お茶やコーヒーを一緒に飲むと、神経の興奮状態が高くなり、眠れなくなる恐れが出ます。

風邪薬は避けた方が無難です。

2)胃液は酸性なので牛乳が入りますとpHがかわり、腸で効果が出るようコーティングされた便秘薬など胃の中で分解されてしまうので注意。

骨粗しょう症の薬も牛乳のカルシウムと結合し効果がなくなり、また抗生物質などにも影響が出ます。

3)グレープフルーツジュースと降圧剤やコレステロール薬は薬効が強くなり危険ですし、血液サラサラの薬のワッハリンと青汁は納豆と同じ作用があり、避けた方がいいでしょう。

コーラなど炭酸飲料と胃腸薬の組み合わせもよろしくありません。

4)アルコール類と風邪薬などは効き目が強くなり勧められず、アルコール分解と薬品の化学物質の分解代謝が重なりますと、肝臓に負担がかかり悪い影響が出ます。

何れにしろ水やお湯に勝るものはなく、薬の溶解と喉の通過をスムースにするため、コップ一杯の水が望ましいと指導書には書いてありますが、実際はコップ一杯の水は多すぎて、私には飲みにくいです。

水と一緒に飲んだ薬は、胃で溶かされ腸で吸収され、肝臓で分解代謝され、血液に乗って全身に運ばれ、目的部位で作用し薬効が発揮されるのが薬です。

制酸剤や胃壁を守る薬剤など直接的なものは別として、多くの薬が食べ物から摂取する栄養素と同じ作用で、私たちの細胞の中に運ばれ、不全な個所を修復するのですが、中には異なった反応で、生理現象に異常な状態を発症することもあります。

それを薬の反作用、副作用とも言います。

その時は迷わず医師と薬剤師に症状を伝え、善処する必要があります。

最後に私のような老人が、気を付けなければならない薬の飲み方があります。

まず飲み忘れる、重複して飲む、飲む時間を間違えるなど、かなりでたらめのところが出やすいです。

わざとそうしているのではなく、うっかりしてそうなるなど、認知症と同じような自己管理能力の低下があります。

さらに複雑にするのは、老人は複数の病気と対応しますので、いろいろな種類の薬を飲んでいることが多く、それがごっちゃになって訳がわからくなる可能性が、間違いと複雑さを倍加します。

といって1度や2度飲み忘れても、肉体的に健康的に変化は見られませんので、薬摂取時間にそれほど神経質になってもいないようで、処方薬も市販薬も薬効の作用幅もゆとりがあるのでしょう。

それより心配なのは、老人になりますと、内臓機能や代謝能力が低下し、薬品の中の化学物質の代謝分解が遅く、場合によっては薬により、効果が強く出たりでなかったりの作用変異が問題です。

湿疹が出たり、気分が悪くなったり、吐き気が出たり、消化不良になったり、極端の症状は痛みやしびれが出るとも言います。

ことのアレルギー反応については、薬局も注意を払っているようです。

「毒と薬は紙ひとえ」のたとえのように「毒にも薬にもなる」のが薬の効果です。

ことに老人と幼児は、代謝機能が万全でないケースが多いので、気を付けましょう。

私も主治医や専門医の指示で、いくつか目的の異なる薬を飲んでいますが、果たして必要か否かの疑問もあります。

ところが惰性と言いますか慣らされたと言いますか、症状が安定しているので、やめようという気持ちは目下ありません。

まずは安心感が先行します。

こんな老人心理が老人医療の費用が莫大になる原因かもしれません。

「あの医者は薬を飲むことを進めない、ダメな医者だ」と語っていた老人を知ってます。

薬が生きることの礎(いしずえ)になっているような感覚の人も老人には多いです。

それを知ってか、医者は簡単に薬を処方します、それが老人の精神的な安心につながれば、病は気からのたといで治療方選択肢の一つかもしれません。

何れにしろ、ますます高齢化社会、薬品過剰の医療対応の現実は変わらないでしょう。

しかし、薬漬けの余生にはなりたくありません。






高齢化と認知症

〜徘徊と行方不明認知症の社会的問題〜
(老人4分の1が認知症予備軍、ならないための10か条) 


今年2014年5月12日、NHKのニュース番組を何気なく見ていたら、
7年間行方不明の女性が群馬県のある介護センターで発見され、
その女性の夫が探していた妻であることを確認し、
7年ぶりの対面となったニュースが流れました。

なぜ発見されたのか、そのきっかけになったのは、
NHKが前日の5月11日に放送した「知られざる徘徊の実態」という
ドキュメンタリー番組でした。

認知症患者の徘徊(はいかい)と行方不明、
この社会問題を提起する報道特集に、
行方不明者の一人としてこの女性の顔が画面に映し出されたからです。

この女性は典型的な認知症で失語症と紹介され、
ただし介護担当者からヤナギダという名前が衣服に書かれていたと説明があり、
その番組を偶然見ていた夫からの問い合わせで、
7年間探し続けた行方不明の68歳の妻であることが判明したわけです。

まさに偶然で、奇跡的な出来事で何かほっとする話でした。

更に奇跡的な偶然は重なるもので、夫の話によると5月12日は二人の結婚記念日、
この記念日までに見つからなければ、仕方なく死亡届を提出する気持ちになっていたようです。

東京浅草の住民であったこの女性が、行方不明になった直後、
役所から警察までに捜索願いを出し、更に尋ね人の顔写真入りのポスターを3万枚ほど作成、
関東一円にも配布して探し続けたのに、なぜ見つかるまで7年も掛かってしまったのでしょうか。

認知症の典型的な症状の、名前、住所、年齢、家族構造、
なぜ東京からかなり離れた群馬県に居たのかなど、すべてを忘れ答えられない本人から、
唯一間違った名前を教えられ、そのため広域に通達した迷子情報に記載された名前が、
違っていたことが発見が遅れた理由のようです。

しかし、ことはともあれ、7年ぶりに家族に引き取られた女性は幸運でした。

だが果たして夫や家族と面会しても、記憶が蘇り再会を理解し感動したか否かは知りません。

このような徘徊して行方不明になるのは、認知症患者のひとつの行動パターンで困ったことですが、
今日現在の厚労省の統計では、徘徊の結果行方不明になって、
届け出される件数は年間1万件を超えるようです。

そのうちの半分ぐらいはすぐに見つかったり、
また本人が気付いて自分で帰宅したり、数日、数か月の間に発見され引き取られたりしてますが、
不幸にも死亡して見つかったケースも多いようです。

更に1年経過しても、見つからない行方不明者が200名を超えるようです。

見つからない患者はどこへ行ったのか、生命はどうなのか、そんな心配も起きます。

ところで私の自宅は横浜で、東京の事務所まで通勤するのに電車を利用します。

この電車が運転中急に停車し
「線路上に人が立ち入ったため、安全確認のため一時停車しました」
との車内アナウンスに遭遇することが再三あります。

時には「人身事故発生で、しばらく運転できません」となると
数時間以上の運転休止となります。

そんな時、これは認知症患者の徘徊が起こした事故ではないかと疑います。

認知症患者の典型的な症状は、時間と場所と人と物がわからない見当識の欠落ですが、
症状が進行しますと、見たものがなんであったかが分からなくなる失認症となり、
鉄道の線路が危険なことなどは認識できなくなります。

徘徊の途中そこが踏切や、鉄柵で囲まれている侵入禁止地帯などの認識がなく、
線路に入り込み歩き始めてしまう、一般人から見たら考えられない行動が、
認知症患者の典型行動です。

2012年の鉄道事故の例を見ますと、811件で死亡が295名、
その中に徘徊の結果線路への立ち入りで亡くなった認知症患者が何人だったかの数字はわかりませんが、
2012年まで8年間に起きた認知症事故は149件、
死亡が115名という統計がありました。

その死亡率の高さが目を引きます。

余談ですが、事故を起こされた鉄道会社の損失も馬鹿に出来ず、
その損害金額を遺族に請求し、支払い問題でトラブルになるケースも再三です。

このような問題をなくすには、鉄道の線路をすべて高架にするか、
踏切をなくす整備が必要でしょう。

それでも駅のプラットホームから、線路に立ち入ることもあるようで、
こうなると防御しようがありません。

さあ、このように認知症と徘徊は社会問題にもなり、
看護している家族だけでは患者の行動を四六時中監視することは出来かねるような状態のようです。

そこで行政や警察はもとより、近隣住民も参加して、
認知症患者の徘徊行動に注意を払う必要が出てきます。

まして徘徊老人を含め、認知症になる年代は65歳すぎの高齢者。

多くが老夫婦二人であったり、一人り暮らしの老人です。

ある統計を見ますと、現在の高齢者の居住状態は、一人暮らしが23%、
高齢者夫婦二人きりが30%、未婚の子供と同居が20%、
その他27%という数字があります。

ご承知のように最近の日本の家族事情は、結婚後の子供たちは両親と別居することが多く、
さらに自活するようになった子供も、親元から離れる核家族化が進んでいます。

それゆえ、老夫婦だけや配偶者に先立たれた一人暮らしの老人所帯が増えています。

このような状況下で認知症が発生しますと、老人が老人を看護するか、
介護する人のいないまま認知症と闘う孤独老人になります。

こうなると、当事者能力が欠落した認知症の人に、その責任を求めても難しく、
勢い社会全体が認知症老人を注意し見守ることになりますが、実際問題として不可能かもしれません。

看護センターや病院を含め、行政機関の保護にならざるを得ないでしょう。

思えばこれも大変なことです。

これも統計的数字ですが、65歳以上の高齢者は2010年は2874万人を数えられ、
そのうち認知症と認定された患者数が280万人、
軽度の認知症が160万人に上がり、可能性が考えられる予備軍が380万人もいるようです。

これは恐るべき数字で、65歳以降の高齢者の約4人に1人が認知症か
その可能性がある人たちです。

実際のところ現在、真正の認知症は65歳で8%、75歳では10%、
85歳では20%の比率で発症しているようです。

この数字は一つの参考ですが、年齢が進むと認知症発症の確率は高くなりますが、
いずれにしろ65歳以上の高齢者の比率は年ごとの増えていき、
2011年は2995万人、2012年は3079万人と、
毎年100万人以上の単位で増加しています。

となると少なくとも人口の4分の1が高齢者となり、
そのまた4分の1が認知症発症の可能性者だとしたら、
これは大変なことですが、こんな現実を抱える長寿社会必至の日本だからこそです。

長寿はめでたいことで誇るべきことですが、同時にアルツハイマー型か、
脳血管障害の後遺症での認知症が増え、それと同時に癌患者、脳や心臓の血管障害患者、
腰痛、骨粗しょう症などの歩行困難者、また自殺者などが増えてきる原因も、
長寿社会がもたらす負の弊害です。

一昔前には高齢者も少なく、こんなにボケ老人は多くはなかったと思いますし、
また居たとしても大家族の中で、誰かが面倒を見て、社会的に迷惑をかけることが少なかった様です。

それに比較して認知症が増えてきた現象は、高齢化と高度に発達した文明や科学知識が、
人間の脳細胞に歪みをもたらし、それがため疲労した脳の細胞タンパク質が異常をきたしたり、
脳血管に支障が生じ、正常を異常に変換させてしまったのかもしれません。

認知症の2大原因、アルツハイマーと脳血管障害は、
まさに社会の発達と食生活の潤沢がもたらした落とし穴のような気がします。

ことに規律正しい職業や真面目な生活を続けた人、脳細胞をよく働かせた人が、
第一線から離脱し環境が一変した生活が続くと、一般に言うボケ現象が現れやすいと言います。

まして、脳の欠陥とは別の病気で入院生活を余儀なくされる老人も、
健康な人と比較して脳細胞の衰えが早いようです。

使わなくなった脳細胞は、使わない分だけ早く減少するのでしょうか、
判断能力や適応能力が落ち込む比率が高いようです。

老人になっても社会的に活動し、脳細胞に刺激を与える方が、ボケが少ないと言われています。

それには健康な肉体と、健全な精神力が必要かもしれません。

さて月並みですが、ボケ予防の方策を考えましょう。

1、慢性病の克服、  糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満、うつ病

2、生活習慣の改善、 運動不足、暴飲暴食、喫煙、睡眠不足、ストレス

3、頭脳の訓練、   推理推論能力、記憶力、思考力、読書理解力、話術能力

4、語義の流暢性   動物、植物の名前を短時間に多く書き出す練習

5、音声の流暢性   頭文字が同じ発音の言葉を多く思い出す、
           ボキャブラリーを豊富にする

6、音楽鑑賞     音楽を聴く、唄を歌う、発声をする、リズムに乗るダンス

7 長寿遺伝子の活性 バランスの良い食事、腹7分目の食事、昼寝30分以内、
           活性酸素除去

8、積極的社会活動  仕事をする、社会奉仕(ボランティア)、趣味を持つ、
           旅行をする

9、人との交際    友人を多く作る、異性の親友を持つ、
           積極的近所付き合いをする、

10、3Bを無くす  一人ボッチのB、貧ボウのB、ボケのB、

老人が元気で、社会に迷惑をかけず、逆に老人としての経験と思考力で、
社会に貢献できたら、年寄りだらけの長寿社会になっても、
社会全体が畏敬の念で認めてくれるしょう。


夏場の脱水症と脳梗塞

〜脱水が原因、プロレスラー高山選手の脳梗塞〜
(スポーツ選手と活性酸素の危険)


私の知人にプロレスラーの高山善廣さんがおります。

身長196センチ、体重125キロ大型選手で、
金色の長髪は高山さんのトレードマーク、
プロレス界での活躍は私が申し述べる必要のない有名選手です。

その高山さんが7月28日のテレビ東京の番組「主治医が見つかる診療所」に出演、
10年前の2004年8月、大阪市立体育館でのタイトルマッチ戦直後、
発症した脳梗塞からの奇跡的な生還を果たしたエピソードを淡々と語られていました。

番組のテーマは「夏場の脱水症と脳梗塞の危険」ですから、
プロレスという激しい動きで沢山の汗をかくスポーツと、
超満員の熱気あふれる真夏8月の体育館、強健な肉体を持ったレスラーの脱水症で起きた発症は、
うってつけの実例だったのでしょう。

この高山さんと私は、かれこれ十数年ぐらいの付き合いになるでしょう。

私どもが製造している健康食品の愛用者として、私の会社にもよくお見えになりますし、
私の会社が出展している健康食品の展示会にも応援に来ていただく仲です。

それですから、司会の草野アナウサーや主治医の先生方の質問に答えている高山さんの話は、
すでに高山さん本人から直に聞かされていただけに、先刻承知をしていました。

番組の中でも出演者一同が認めていた強運に恵まれ、
脳梗塞というスポーツ選手の選手生命を失いかねない難病からの復活は、
まさに奇跡と言っていいでしょう。

その復活を可能にした物理的条件と生理的な強靭さが、
高山さんを死の淵から救い、少なくとも半身麻痺から免れたのです。

退院後、私達の事務所に来られた高山さんは
「脳外科の専門病院が車で10分ほどの所にあり、
カテーテルのバルーン治療で、詰まった血管を広げることができ、
手当てが早かったので助かりました」と、
近距離に優れた病院と医者がいた物理的条件が、幸運だったと述べていました。

テレビ番組の中でもコメンテーターの腦外科専門医から
「発症から30分以内に日本でも有名な脳外科病院があったこと、
また対応がが迅速で的確だったことにより、重篤な症状にならなかった」

と説明があり、発症直後の高山選手の梗塞状態と、
その後回復した脳内画像を見せながらの説明は、説得力がありました。

「その原因は極度の脱水症で、血液がどろどろになったことだと思いますが、
それ以前に前兆があったはずです」の質問に

「その前日の試合は、冷房のない会場で暑くて汗をかき、
何となく体に力がはいらず、また当日の試合も体の動きが悪く、
キックも張り手も手足の感覚がなかった」と高山さんは答えます。

これは完全に脳梗塞を知らせる前兆症状ですが、
強健な体力と若さを誇る高山さんには、単なる疲労ぐらいにしか思えなかったのでしょう。

まさか身体の水分不足、脱水からくる脳血管の異常など思いも付きません。

さらに高山さんの話によれば、水そのものはあまり飲まず、
のどが渇けば水の代わりはビールかコーヒーで水分補給をしたつもりでした。

食生活は仕事柄、体力と筋肉増強とスタミナ保持のため、ビーフステーキや
焼き肉、気が乗れば友人や仲間などと夜の街への彷徨がそれまでの生活パターンだったようです。

ご存知のよう、ビールやコーヒーは利尿効果が高く、かえって脱水になる危険があり、
脂肪分の多い肉類は血液がドロドロになる高脂血症の引き金、
水分不足の体に血液ドロドロの血管は、脳梗塞発症の条件がそろい過ぎていたともいえます。

ましてプロレスという激しいスポーツ、トレーニングも欠かさず行うには、
肉体のエネルギー燃焼のため、かなりのカロリーを消費します。

カロリー燃焼にはより沢山の酸素が必要になり、多く取り込んだ酸素の一部は、
体内で活性酸素となって、細胞や血管などにダメージを与えます。

また血液の中の活性酸素は、脂肪を酸化させドロドロ血液のアテロームの原因となり、
また動脈硬化の原因ともなり、血管障害の引き金となります。

スポーツ選手と活性酸素の発生は、
一般の運動をあまりしない人の数倍あると思っていいでしょう。

目に見えないこの活性酸素の被害は、肉体を知らずの内に傷つけますので、
酸素供給量を多く必要なスポーツ選手ほど、
この活性酸素によって細胞や血管などの傷みが多く、
その対応に神経をつかわないと選手寿命にも影響しますし、長命が約束されません。

高山さんもその中の一人だったのでしょう。

リハビリ中、私の事務所を訪れた高山さんは、
水を飲まなかったのが発症原因ということで

「体の脱水から来た症状ですから、今は一日6リットルほどの水を摂ります。

またほとんど肉を食べません、食べようと思わないし、受け付けなくなった、
酒も飲まなくなった」と談笑します。

レスラーに必要なエネルギー源はどうしてるかの問いに、
タンパク質は魚と大豆、たまに鶏肉を食べていると語っていました。

その大豆のタンパク質の補給の一つに、私どもの商品があります。

その商品は大豆粉末からタンパク質だけを分離抽出し、
脂肪皆無のペプチド化したスポーツ選手向けの植物性タンパク質で、
商品名は「バイオアスリートP3」ですが、この商品には活性酸素を除去する、
抗酸化物質SOD=LIKEが混合されています。

これが高山選手のリハビリと栄養を補助する重要なアイテムで、
通常の選手の3倍量ぐらい摂取しますと、さらにバランスのとれたアミノ酸が、
体力、筋肉増強とスタミナ補給となるようです。

「まだ手足がしびれるから、復帰はできませんが、
目下リハビリのためトレーニングは始めました」

リハビリのためにこの大豆タンパク商品と、さらに抗酸化力が高く、高脂血症に
効果が高い、血液循環を良くする、私どものもう一つの商品「バイタリンZ」をプレゼント、
病後の回復必需品として摂取してもらいました。

そんな関係もあって、病で倒れてからの食生活と闘病生活、
またテレビ出演したタレントとしての仕事ぶりなど、
一部始終を話され「必ず再起しますからどうかよろしく」と結んでました。

そうして2年後、誰もが想定できないほど早く現役復帰し、
その後には「再発を防ぐためにも」と「筋肉の衰えを無くし、
いつまでも若いパワーある肉体を維持するため」と、私どもの商品に信頼を置き使い続け、
またいろいろ同業者にも勧めているようです。

高山さんに言わせると
「リング上では平気な顔をしているが、10分20分戦うと息が上がりバテてくるが、
これを飲んでいると長持ちして疲れないのだ」と今でも頼りにしてます。

さて、高山さんに発症してた「脱水による脳梗塞」はことに夏場に多いようです。

それは暑さからくる発汗で体内の水分がなくなり、
水分だけでなく電解質の塩分イオンも欠乏し、からだの恒常性が失われ、
知らずの内に血液が粘質となり循環が悪く、
血管に負担がかかり高脂血状態からくるアテローム脳梗塞の発症へとつながるようです。

そもそも脳梗塞は、寒い冬に血管が狭窄し発症が多くなるイメージがありますが、
暑い夏の発症も馬鹿に出来ないようです。

熱中症の項でも触れましたが、ことに血管が硬くなっている高齢者は注意が必要になります。

というのも水分補給ができず、本人が気が付かないうちに体が脱水症状になる危険があるからです。

高齢者の脱水症状になる生理的条件を述べますと、

・水分を蓄積する筋肉量が減少している

・基礎代謝が減少しし水分蓄積が減る

・細胞数が減少し内液が減っている

・のどの渇きを覚えない

・夜間のトイレ回数を増やさないため水分を取らない

・水分を摂取しようとする意識と意欲が低下する

などがあげられます。

もっとも高齢者だけでなく、脱水脳梗塞の危険は40代50代の働き盛りにもあります。

ことに肥満、高脂血症、高血圧、糖尿病、ストレス、喫煙、多量飲酒、
そこに脱水が重なりますと、危険は倍加します。

ちなみに体重50キロの人の身体の水分は、
飲み水だけでなく3度の食事から約1000ml摂取しています。

その他、お茶やジュース、コーヒーなどに含まれる水分が1000ml、
合計2000mlが1日の平均量です。

夏場の暑い時の水分量目安としては、成人の体重1キロ当たり40ml以上、
70キロの体重では少なくても2800mlとなります。

いずれにしろ私たちは、生きているだけで呼吸と皮膚からの代謝呼吸で、
1000mlの水分が蒸散されています。

それと発汗と大小便、唾や痰、鼻水、涙、など水分消費は様々です。

それらを合計しますと、夏場は2リットル以上の水分摂取が必要で、
こまめに水を取ることが脳梗塞の予防の第一でしょう。

ただし水だけをいっぺんに多量に飲むのも体のバランスを壊し内蔵を冷やします。

こまめに喉の渇きを覚える前に飲むことが大切です。

まだまだ暑い夏が続きます。

脳梗塞だけでなく熱中症も注意しましょう。






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