2014年8月アーカイブ

高齢化と認知症

〜徘徊と行方不明認知症の社会的問題〜
(老人4分の1が認知症予備軍、ならないための10か条) 


今年2014年5月12日、NHKのニュース番組を何気なく見ていたら、
7年間行方不明の女性が群馬県のある介護センターで発見され、
その女性の夫が探していた妻であることを確認し、
7年ぶりの対面となったニュースが流れました。

なぜ発見されたのか、そのきっかけになったのは、
NHKが前日の5月11日に放送した「知られざる徘徊の実態」という
ドキュメンタリー番組でした。

認知症患者の徘徊(はいかい)と行方不明、
この社会問題を提起する報道特集に、
行方不明者の一人としてこの女性の顔が画面に映し出されたからです。

この女性は典型的な認知症で失語症と紹介され、
ただし介護担当者からヤナギダという名前が衣服に書かれていたと説明があり、
その番組を偶然見ていた夫からの問い合わせで、
7年間探し続けた行方不明の68歳の妻であることが判明したわけです。

まさに偶然で、奇跡的な出来事で何かほっとする話でした。

更に奇跡的な偶然は重なるもので、夫の話によると5月12日は二人の結婚記念日、
この記念日までに見つからなければ、仕方なく死亡届を提出する気持ちになっていたようです。

東京浅草の住民であったこの女性が、行方不明になった直後、
役所から警察までに捜索願いを出し、更に尋ね人の顔写真入りのポスターを3万枚ほど作成、
関東一円にも配布して探し続けたのに、なぜ見つかるまで7年も掛かってしまったのでしょうか。

認知症の典型的な症状の、名前、住所、年齢、家族構造、
なぜ東京からかなり離れた群馬県に居たのかなど、すべてを忘れ答えられない本人から、
唯一間違った名前を教えられ、そのため広域に通達した迷子情報に記載された名前が、
違っていたことが発見が遅れた理由のようです。

しかし、ことはともあれ、7年ぶりに家族に引き取られた女性は幸運でした。

だが果たして夫や家族と面会しても、記憶が蘇り再会を理解し感動したか否かは知りません。

このような徘徊して行方不明になるのは、認知症患者のひとつの行動パターンで困ったことですが、
今日現在の厚労省の統計では、徘徊の結果行方不明になって、
届け出される件数は年間1万件を超えるようです。

そのうちの半分ぐらいはすぐに見つかったり、
また本人が気付いて自分で帰宅したり、数日、数か月の間に発見され引き取られたりしてますが、
不幸にも死亡して見つかったケースも多いようです。

更に1年経過しても、見つからない行方不明者が200名を超えるようです。

見つからない患者はどこへ行ったのか、生命はどうなのか、そんな心配も起きます。

ところで私の自宅は横浜で、東京の事務所まで通勤するのに電車を利用します。

この電車が運転中急に停車し
「線路上に人が立ち入ったため、安全確認のため一時停車しました」
との車内アナウンスに遭遇することが再三あります。

時には「人身事故発生で、しばらく運転できません」となると
数時間以上の運転休止となります。

そんな時、これは認知症患者の徘徊が起こした事故ではないかと疑います。

認知症患者の典型的な症状は、時間と場所と人と物がわからない見当識の欠落ですが、
症状が進行しますと、見たものがなんであったかが分からなくなる失認症となり、
鉄道の線路が危険なことなどは認識できなくなります。

徘徊の途中そこが踏切や、鉄柵で囲まれている侵入禁止地帯などの認識がなく、
線路に入り込み歩き始めてしまう、一般人から見たら考えられない行動が、
認知症患者の典型行動です。

2012年の鉄道事故の例を見ますと、811件で死亡が295名、
その中に徘徊の結果線路への立ち入りで亡くなった認知症患者が何人だったかの数字はわかりませんが、
2012年まで8年間に起きた認知症事故は149件、
死亡が115名という統計がありました。

その死亡率の高さが目を引きます。

余談ですが、事故を起こされた鉄道会社の損失も馬鹿に出来ず、
その損害金額を遺族に請求し、支払い問題でトラブルになるケースも再三です。

このような問題をなくすには、鉄道の線路をすべて高架にするか、
踏切をなくす整備が必要でしょう。

それでも駅のプラットホームから、線路に立ち入ることもあるようで、
こうなると防御しようがありません。

さあ、このように認知症と徘徊は社会問題にもなり、
看護している家族だけでは患者の行動を四六時中監視することは出来かねるような状態のようです。

そこで行政や警察はもとより、近隣住民も参加して、
認知症患者の徘徊行動に注意を払う必要が出てきます。

まして徘徊老人を含め、認知症になる年代は65歳すぎの高齢者。

多くが老夫婦二人であったり、一人り暮らしの老人です。

ある統計を見ますと、現在の高齢者の居住状態は、一人暮らしが23%、
高齢者夫婦二人きりが30%、未婚の子供と同居が20%、
その他27%という数字があります。

ご承知のように最近の日本の家族事情は、結婚後の子供たちは両親と別居することが多く、
さらに自活するようになった子供も、親元から離れる核家族化が進んでいます。

それゆえ、老夫婦だけや配偶者に先立たれた一人暮らしの老人所帯が増えています。

このような状況下で認知症が発生しますと、老人が老人を看護するか、
介護する人のいないまま認知症と闘う孤独老人になります。

こうなると、当事者能力が欠落した認知症の人に、その責任を求めても難しく、
勢い社会全体が認知症老人を注意し見守ることになりますが、実際問題として不可能かもしれません。

看護センターや病院を含め、行政機関の保護にならざるを得ないでしょう。

思えばこれも大変なことです。

これも統計的数字ですが、65歳以上の高齢者は2010年は2874万人を数えられ、
そのうち認知症と認定された患者数が280万人、
軽度の認知症が160万人に上がり、可能性が考えられる予備軍が380万人もいるようです。

これは恐るべき数字で、65歳以降の高齢者の約4人に1人が認知症か
その可能性がある人たちです。

実際のところ現在、真正の認知症は65歳で8%、75歳では10%、
85歳では20%の比率で発症しているようです。

この数字は一つの参考ですが、年齢が進むと認知症発症の確率は高くなりますが、
いずれにしろ65歳以上の高齢者の比率は年ごとの増えていき、
2011年は2995万人、2012年は3079万人と、
毎年100万人以上の単位で増加しています。

となると少なくとも人口の4分の1が高齢者となり、
そのまた4分の1が認知症発症の可能性者だとしたら、
これは大変なことですが、こんな現実を抱える長寿社会必至の日本だからこそです。

長寿はめでたいことで誇るべきことですが、同時にアルツハイマー型か、
脳血管障害の後遺症での認知症が増え、それと同時に癌患者、脳や心臓の血管障害患者、
腰痛、骨粗しょう症などの歩行困難者、また自殺者などが増えてきる原因も、
長寿社会がもたらす負の弊害です。

一昔前には高齢者も少なく、こんなにボケ老人は多くはなかったと思いますし、
また居たとしても大家族の中で、誰かが面倒を見て、社会的に迷惑をかけることが少なかった様です。

それに比較して認知症が増えてきた現象は、高齢化と高度に発達した文明や科学知識が、
人間の脳細胞に歪みをもたらし、それがため疲労した脳の細胞タンパク質が異常をきたしたり、
脳血管に支障が生じ、正常を異常に変換させてしまったのかもしれません。

認知症の2大原因、アルツハイマーと脳血管障害は、
まさに社会の発達と食生活の潤沢がもたらした落とし穴のような気がします。

ことに規律正しい職業や真面目な生活を続けた人、脳細胞をよく働かせた人が、
第一線から離脱し環境が一変した生活が続くと、一般に言うボケ現象が現れやすいと言います。

まして、脳の欠陥とは別の病気で入院生活を余儀なくされる老人も、
健康な人と比較して脳細胞の衰えが早いようです。

使わなくなった脳細胞は、使わない分だけ早く減少するのでしょうか、
判断能力や適応能力が落ち込む比率が高いようです。

老人になっても社会的に活動し、脳細胞に刺激を与える方が、ボケが少ないと言われています。

それには健康な肉体と、健全な精神力が必要かもしれません。

さて月並みですが、ボケ予防の方策を考えましょう。

1、慢性病の克服、  糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満、うつ病

2、生活習慣の改善、 運動不足、暴飲暴食、喫煙、睡眠不足、ストレス

3、頭脳の訓練、   推理推論能力、記憶力、思考力、読書理解力、話術能力

4、語義の流暢性   動物、植物の名前を短時間に多く書き出す練習

5、音声の流暢性   頭文字が同じ発音の言葉を多く思い出す、
           ボキャブラリーを豊富にする

6、音楽鑑賞     音楽を聴く、唄を歌う、発声をする、リズムに乗るダンス

7 長寿遺伝子の活性 バランスの良い食事、腹7分目の食事、昼寝30分以内、
           活性酸素除去

8、積極的社会活動  仕事をする、社会奉仕(ボランティア)、趣味を持つ、
           旅行をする

9、人との交際    友人を多く作る、異性の親友を持つ、
           積極的近所付き合いをする、

10、3Bを無くす  一人ボッチのB、貧ボウのB、ボケのB、

老人が元気で、社会に迷惑をかけず、逆に老人としての経験と思考力で、
社会に貢献できたら、年寄りだらけの長寿社会になっても、
社会全体が畏敬の念で認めてくれるしょう。


食の安全雑感

〜中国産の期限切れ鶏肉チキンナゲット騒動〜
(安いことがすべての、輸入食品の安全性を再度考える)


中国上海の食品工場で製造したチキンナゲットに、
廃棄する腐敗直前の原料が混合されていたニュースが7月の下旬放映され、
やれやれまた危険な中国製食品か、いい加減にしてほしいとの思いでした。

このニュースで驚いたことは、
このチキンナゲットが世界的に有名なファストフード大手の日本店と、
有名コンビニエンスストアーで販売されていたことです。

食の安全が叫ばれ、消費者の食の安全性に対する関心が高い今日、
日本を代表する企業の商品チェック体制と、
製品に対する責任感はどうしたのかとの疑問も感じます。

中国製品を取り扱い販売するには、この程度のリスクは先刻承知であったでしょう。

しかし製造ラインに腐りかけの鶏肉が混合される動画が、テレビ画面に映し出され、
その作業担当者から「別に死ぬようなことはないので」とのコメントには、
取り扱っていた日本企業も唖然としたことと思います。

もう一つ驚いたことは、こんな生々しい現場を取材した地元テレビ局の報道姿勢があったことです。

今まで中国製品の安全性が問題になったり、食品被害が出たり、
検査結果違法物質が検出された時でも、その実態の現場はわかりませんでしたが、
製造現場の不正を告発する撮影は、証拠としては第一級です。

これでは中国の政府当局も、工場経営者も弁明弁護の仕様がありません。

逆に工場責任者を逮捕して、原因究明とその責任追及並びに不正に対する懲罰にと発展せざるを得ませんでした。

まずこの快挙に喝さいを送ります。

以前から問題を起こし続けている中国食品製造現場の不正の実際を、
中国のテレビ局そのものが、公にした勇気にも感心しました。

行政と企業の癒着、報道機関と政府または企業とのもたれ合いなど、
企業内の内部告発以外で、外部機関の調査で実態が明るみに出ることは中国では希有のことだと思います。

私の体験の中でも、中国の食品会社と中国の検査機関との関係を知る機会が何回かありました。

だいぶ前になりますが、養鶏の技術指導で上海の食鶏処理場を訪問した時のことです。

屠体処理した生の丸鶏が、土足で歩く土間コンクリートに並べているのを見て
「土間はバクテリア汚染の危険があるので、
衛生的な箱を作りその中に氷と一緒に入れてください」と注意した時

「調理して食べるから、危険はない」との返事と
「政府の検査官も別に問題にしていない」には、
後の言葉が続かなかったことを思い出します。

その時、この国の食に対する検査機関と製造者の標準的常識が、
私たちの常識の違いをそこに見ました。

確かにバクテリアの汚染は熱処理すればその危険はなくなりますが、
生鮮食品として食べる人に、安全を送るという企業モラルの考えは皆無のようでした。

笑い話ですが「中国で生活するには、毒の食品を食べて長生きできないか、
その毒を嫌って食べないで餓死するか、どちらの選択しかありません」と
中国の知人が冗談で言った言葉が忘れられません。

ということは「期限が過ぎた原料を混合しても、フライ処理すれば危険がなく、
味も変わらないから問題ない、それよりも価格的に安いことがお客さんの利益だ」
の理屈が常識のようで、その常識の中で生きていくには、
少しぐらいの危険は我慢するのが、中国の消費者の常識なのかもしれません。

この安く作るために、廃棄直前の鶏肉を使わざるを得ない事情があったとしたら、
安い商品を強要した発注者の方にも責任があるのでしょうか?。

振り返ってみますと、こんな事態になった本質はどこにあったのでしょう。

以前、これも中国訪問時の経験談ですが、
中国からの輸入野菜に農薬が残留していることが問題になった時
「きれいなそろった野菜を作ることが条件で、
虫食いや病気で見た目が悪い野菜は日本人が買わないから農薬を使わなくては」
との返事があったことがあります。

さらに「その農薬は日本製ですよ」と追い打ちがかかりました。

また「中国では農薬を使わないと、農作物は収穫できない」と
一般の消費者は認識しているようです。

ですから、かなりの家庭では野菜などに残留する農薬を洗浄する農薬洗浄剤が
使用され、表面に付着している農薬は洗い流すようです。

このような生産体制になったことは、中国建国からの歴史的なもので、
農業の発展が国の力であり、国民への食料供給が第一の生活安定だとの考えが、
新国家共産主義の原点にあったことから始まります。

農産物を生産していた人民公社の評価は、とにかく収穫量の多寡で決まるので、
化学肥料と農薬による生産競争へとなだれ込み、食の安全性など見向きも
されない習慣が続いたことが、今日の安価で生産量第一の思想背景ができたと見ます。

とにかく安全性より収穫量が大切で、大量に生産すれば価格も安くなり、
その安さに魅力を感じた日本の食品加工会社、レストラン、スーパーマーケット、
農作物販売会社が、安い中国食品に群がったのです。

その背景に、日本の企業同士の価格競争と市場占有競争がありました。

さらに中国食品が日本に大量輸入されるようになった背景は、安くて形さえ整い、
製造者や販売者の企業名が有名なら、日本の消費者は何の抵抗もなくその商品を買い求めました。

今回の問題が起きて、報道機関が中国産食品を使用しているレストランチェーンを
調べたら、ほとんど有名な外食店舗が、
全てではないが何らかの料理の一部に使用している報告がありました。

しかし、どの店舗でも、メニューに中国産使用とは表示していません。

おそらく、今回のチキンナゲットが、
中国産であったことを知っていた消費者が何人いたでしょう。

消費期限切れのチキンナゲットのテレビ放送を見て、
中国産と知ったのではないでしょうか。

このように、安いから使う、安いから価格競争ができる、
安いからお客が満足する、安いから利益が上がる、
日本の企業にも安いものへ対する羨望がなかったとは言えません。

さらにその安さを最も歓迎したのは、中国食品の安全性をたえず疑っている、
ほかならぬ日本の消費者です。

ですから企業の選択も、消費者の要求に対するサービスと、
企業の利益獲得のためだとしたら、
安いものを求めて中国産を扱ったことを間違った経営手段とは言えません。

ただ問題なのは、その安さを提供する中国の生産体制と、
中国人の食に対するモラルと常識が、
日本企業が考えている常識とは、少し違うことをどれだけ認識していたかです。

ご承知のよう、日本の食料自給率は40%に達しないといわれます。

中国だけでなく、世界のあらゆる国から食料は輸入されます。

これらの安全性はどうなのでしょう?中国だけの問題とは思いません。

私たちは仕事柄、諸外国の鶏肉や豚肉などの生産状況を熟知しています。

薬品残留の危険、有害微生物の汚染などが心配です。

この薬品残留と、有害微生物汚染を一挙に無くせる有機的生菌飼料(プロバイオティック)を開発し、
日本をはじめいくつかの国にも紹介しています。

せめて日本人が食べる卵、鶏肉、豚肉、牛肉、牛乳からは
危険を無くそうとのポリシーで努力しています。

ただ残念なことにこの有機製剤を、中国へは紹介していません。

さて最後に、8月の初旬、今回の事件を中国政府と日本政府が話し合いました。

その席で中国側から、問題を起こした上海の企業を取り調べた結果
「日本向けに出荷した商品には、消費期限切れの原料は使用されていないので安全です」の
コメントが発表されました。

さぁ、それが事実だとしたら、カビの生えた期限切れ原料の不正商品は、
どこへ行ったのでしょう?

中国政府の発表を知った、中国人はツイッタ--で

「日本向けは安全、期限切れ商品は中国人の口に」

「よいものは輸出、悪いものは国内販売か」

「毒入りは中国人へ」

「中国人のメンツにかけてよいものだけを輸出する、日本人はそれを理解しろ」

「輸出製品は安全、日本人は安心だ」

などなど自虐的なギャグも含めてにぎやか。

ところで、この期限切れ原料のニュースが流れた結果、
日本のファストフード店は問題のチキンナゲットの販売取りやめは勿論、
その影響で売り上げは大幅に落ちました。

面白いことに、中国の同じファストフードチェーンで、
同じチキンナゲットが飛ぶように売れたというニュースが入りました。

なぜか? それは期限切れでも間違いなく鶏肉を使っていた、
他の訳のわからない雑肉でなかった、この報道が証拠になって、
正真正銘なチキンナゲットということで、売れ行きが伸びたようです。

所変われば品変わり、価値観も変わります。

この辺に中国食品に対する、中国人の常識の原点があるようです。












夏場の脱水症と脳梗塞

〜脱水が原因、プロレスラー高山選手の脳梗塞〜
(スポーツ選手と活性酸素の危険)


私の知人にプロレスラーの高山善廣さんがおります。

身長196センチ、体重125キロ大型選手で、
金色の長髪は高山さんのトレードマーク、
プロレス界での活躍は私が申し述べる必要のない有名選手です。

その高山さんが7月28日のテレビ東京の番組「主治医が見つかる診療所」に出演、
10年前の2004年8月、大阪市立体育館でのタイトルマッチ戦直後、
発症した脳梗塞からの奇跡的な生還を果たしたエピソードを淡々と語られていました。

番組のテーマは「夏場の脱水症と脳梗塞の危険」ですから、
プロレスという激しい動きで沢山の汗をかくスポーツと、
超満員の熱気あふれる真夏8月の体育館、強健な肉体を持ったレスラーの脱水症で起きた発症は、
うってつけの実例だったのでしょう。

この高山さんと私は、かれこれ十数年ぐらいの付き合いになるでしょう。

私どもが製造している健康食品の愛用者として、私の会社にもよくお見えになりますし、
私の会社が出展している健康食品の展示会にも応援に来ていただく仲です。

それですから、司会の草野アナウサーや主治医の先生方の質問に答えている高山さんの話は、
すでに高山さん本人から直に聞かされていただけに、先刻承知をしていました。

番組の中でも出演者一同が認めていた強運に恵まれ、
脳梗塞というスポーツ選手の選手生命を失いかねない難病からの復活は、
まさに奇跡と言っていいでしょう。

その復活を可能にした物理的条件と生理的な強靭さが、
高山さんを死の淵から救い、少なくとも半身麻痺から免れたのです。

退院後、私達の事務所に来られた高山さんは
「脳外科の専門病院が車で10分ほどの所にあり、
カテーテルのバルーン治療で、詰まった血管を広げることができ、
手当てが早かったので助かりました」と、
近距離に優れた病院と医者がいた物理的条件が、幸運だったと述べていました。

テレビ番組の中でもコメンテーターの腦外科専門医から
「発症から30分以内に日本でも有名な脳外科病院があったこと、
また対応がが迅速で的確だったことにより、重篤な症状にならなかった」

と説明があり、発症直後の高山選手の梗塞状態と、
その後回復した脳内画像を見せながらの説明は、説得力がありました。

「その原因は極度の脱水症で、血液がどろどろになったことだと思いますが、
それ以前に前兆があったはずです」の質問に

「その前日の試合は、冷房のない会場で暑くて汗をかき、
何となく体に力がはいらず、また当日の試合も体の動きが悪く、
キックも張り手も手足の感覚がなかった」と高山さんは答えます。

これは完全に脳梗塞を知らせる前兆症状ですが、
強健な体力と若さを誇る高山さんには、単なる疲労ぐらいにしか思えなかったのでしょう。

まさか身体の水分不足、脱水からくる脳血管の異常など思いも付きません。

さらに高山さんの話によれば、水そのものはあまり飲まず、
のどが渇けば水の代わりはビールかコーヒーで水分補給をしたつもりでした。

食生活は仕事柄、体力と筋肉増強とスタミナ保持のため、ビーフステーキや
焼き肉、気が乗れば友人や仲間などと夜の街への彷徨がそれまでの生活パターンだったようです。

ご存知のよう、ビールやコーヒーは利尿効果が高く、かえって脱水になる危険があり、
脂肪分の多い肉類は血液がドロドロになる高脂血症の引き金、
水分不足の体に血液ドロドロの血管は、脳梗塞発症の条件がそろい過ぎていたともいえます。

ましてプロレスという激しいスポーツ、トレーニングも欠かさず行うには、
肉体のエネルギー燃焼のため、かなりのカロリーを消費します。

カロリー燃焼にはより沢山の酸素が必要になり、多く取り込んだ酸素の一部は、
体内で活性酸素となって、細胞や血管などにダメージを与えます。

また血液の中の活性酸素は、脂肪を酸化させドロドロ血液のアテロームの原因となり、
また動脈硬化の原因ともなり、血管障害の引き金となります。

スポーツ選手と活性酸素の発生は、
一般の運動をあまりしない人の数倍あると思っていいでしょう。

目に見えないこの活性酸素の被害は、肉体を知らずの内に傷つけますので、
酸素供給量を多く必要なスポーツ選手ほど、
この活性酸素によって細胞や血管などの傷みが多く、
その対応に神経をつかわないと選手寿命にも影響しますし、長命が約束されません。

高山さんもその中の一人だったのでしょう。

リハビリ中、私の事務所を訪れた高山さんは、
水を飲まなかったのが発症原因ということで

「体の脱水から来た症状ですから、今は一日6リットルほどの水を摂ります。

またほとんど肉を食べません、食べようと思わないし、受け付けなくなった、
酒も飲まなくなった」と談笑します。

レスラーに必要なエネルギー源はどうしてるかの問いに、
タンパク質は魚と大豆、たまに鶏肉を食べていると語っていました。

その大豆のタンパク質の補給の一つに、私どもの商品があります。

その商品は大豆粉末からタンパク質だけを分離抽出し、
脂肪皆無のペプチド化したスポーツ選手向けの植物性タンパク質で、
商品名は「バイオアスリートP3」ですが、この商品には活性酸素を除去する、
抗酸化物質SOD=LIKEが混合されています。

これが高山選手のリハビリと栄養を補助する重要なアイテムで、
通常の選手の3倍量ぐらい摂取しますと、さらにバランスのとれたアミノ酸が、
体力、筋肉増強とスタミナ補給となるようです。

「まだ手足がしびれるから、復帰はできませんが、
目下リハビリのためトレーニングは始めました」

リハビリのためにこの大豆タンパク商品と、さらに抗酸化力が高く、高脂血症に
効果が高い、血液循環を良くする、私どものもう一つの商品「バイタリンZ」をプレゼント、
病後の回復必需品として摂取してもらいました。

そんな関係もあって、病で倒れてからの食生活と闘病生活、
またテレビ出演したタレントとしての仕事ぶりなど、
一部始終を話され「必ず再起しますからどうかよろしく」と結んでました。

そうして2年後、誰もが想定できないほど早く現役復帰し、
その後には「再発を防ぐためにも」と「筋肉の衰えを無くし、
いつまでも若いパワーある肉体を維持するため」と、私どもの商品に信頼を置き使い続け、
またいろいろ同業者にも勧めているようです。

高山さんに言わせると
「リング上では平気な顔をしているが、10分20分戦うと息が上がりバテてくるが、
これを飲んでいると長持ちして疲れないのだ」と今でも頼りにしてます。

さて、高山さんに発症してた「脱水による脳梗塞」はことに夏場に多いようです。

それは暑さからくる発汗で体内の水分がなくなり、
水分だけでなく電解質の塩分イオンも欠乏し、からだの恒常性が失われ、
知らずの内に血液が粘質となり循環が悪く、
血管に負担がかかり高脂血状態からくるアテローム脳梗塞の発症へとつながるようです。

そもそも脳梗塞は、寒い冬に血管が狭窄し発症が多くなるイメージがありますが、
暑い夏の発症も馬鹿に出来ないようです。

熱中症の項でも触れましたが、ことに血管が硬くなっている高齢者は注意が必要になります。

というのも水分補給ができず、本人が気が付かないうちに体が脱水症状になる危険があるからです。

高齢者の脱水症状になる生理的条件を述べますと、

・水分を蓄積する筋肉量が減少している

・基礎代謝が減少しし水分蓄積が減る

・細胞数が減少し内液が減っている

・のどの渇きを覚えない

・夜間のトイレ回数を増やさないため水分を取らない

・水分を摂取しようとする意識と意欲が低下する

などがあげられます。

もっとも高齢者だけでなく、脱水脳梗塞の危険は40代50代の働き盛りにもあります。

ことに肥満、高脂血症、高血圧、糖尿病、ストレス、喫煙、多量飲酒、
そこに脱水が重なりますと、危険は倍加します。

ちなみに体重50キロの人の身体の水分は、
飲み水だけでなく3度の食事から約1000ml摂取しています。

その他、お茶やジュース、コーヒーなどに含まれる水分が1000ml、
合計2000mlが1日の平均量です。

夏場の暑い時の水分量目安としては、成人の体重1キロ当たり40ml以上、
70キロの体重では少なくても2800mlとなります。

いずれにしろ私たちは、生きているだけで呼吸と皮膚からの代謝呼吸で、
1000mlの水分が蒸散されています。

それと発汗と大小便、唾や痰、鼻水、涙、など水分消費は様々です。

それらを合計しますと、夏場は2リットル以上の水分摂取が必要で、
こまめに水を取ることが脳梗塞の予防の第一でしょう。

ただし水だけをいっぺんに多量に飲むのも体のバランスを壊し内蔵を冷やします。

こまめに喉の渇きを覚える前に飲むことが大切です。

まだまだ暑い夏が続きます。

脳梗塞だけでなく熱中症も注意しましょう。






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