2013年4月アーカイブ

人と鶏、インフルエンザ防御方法

   〜発病を防ぐ免疫の自然治癒力〜
 (免疫力を高めるにはペプチドタンパク質)


中国での鳥インフルエンザの人への感染は、日を追って増えています。

そもそも人へ感染したH7N9ウイルスは、本来鶏にインフルエンザを発病させるウイルスですが、鶏だけでなく農家で飼育されているアヒル、ガチョウの水禽類、さらには野鳥のハト、スズメ、カラスなど鳥類全てに感染しますし、場合によっては豚や牛などの家畜、はては犬猫のペットへの感染も考えられましょう。

それを考慮しますとこのウイルスは、中国全土に広がっているのでは、と疑いたくなります。

ただし鳥類にとっては感染しても病状が目立たなく、まして野鳥やアヒル、ガチョウなど、さらに家畜などでは、全然症状は出ません。

そんなウイルスがどう言うわけか人間に取り付き、典型的なインフルエンザ症状で死亡までさせます。

なぜ人間に感染するのか、また変異株に変わったのか、これからに研究を待ちましょう。

しかし現実の中国は、感染死亡のニュースが後を絶ちません。

こんな訳の分からないウイルス感染は、中国の人はもとより、在住の外国人にまで限りない不安を与えているでしょう。

ということは、鶏からうつされた可能性が高いのに、何処で感染し、どんな理由で発病したかも分からない、実態が見えないステルス飛行機のよう実に不気味な感染ルートです。

それ故うがった見方をすれば、H7N9型鳥インフルエンザ感染者は、発表された数字の何十倍もあるかも分かりません。

症状が軽かったり、感染と知りながらも医者にかからず我慢したり、お金がないから病院にいけなかったり、その中には死亡者も出ても、インフルエンザ状態は隠蔽し死亡届を出したり、広い中国ことに農村地区や底辺で生活する人々の実態は複雑です。

そんなことも考えますと、このインフルエンザは中国だけに限定されず、お隣の韓国、台湾、ロシア、東南アジア、そうして日本、さらには全世界に拡大しないとは言い切れません。

実際に4月25日の日本の新聞に、中国へ訪問帰国した台湾の人が、H7N9型のインフルエンザに感染し、重篤な状態との報道がなされていました。

この訪問者は鶏にも野鳥にも接触機会がなかったのに発病したということは、ウイルス保菌者の人からの感染と疑いたくなります。

このように人間から人間への感染の可能性だけでなく、現実には野鳥、渡り鳥はじめ、畜産の生産物、畜産資材、人間の交流などを通じ、関係各国の養鶏場に感染、爆発的にウイルスが増幅され、それが人へ伝播する、と言う図式がまず想定されます。

そこで私たち人間と、鶏を飼育している養鶏業者はどうすれば、この見えない侵入ウイルスを防ぎ、また感染発病させない方法を、真剣に検討し実行しなければならなくなります。

そんな方法のいくつかを、一緒に考えましょう。

まず一番分かりやすい予防法は、ワクチン接種による免疫抗体を作ることです。

私も老人といわれるようになった15年前頃から、季節性インフルエンザ発生のシーズンの冬が近づく11月頃、必ずワクチン接種しています。

それ故か、毎年必ず起る季節性インフルエンザ流行時にも、典型的な症状の罹病はしていません。

ワクチン効果だけなのか、ほかの生活習慣と環境、または健康を保つ栄養管理、毎日の仕事に追われての緊張、適度な運動など、毎日欠かさず飲んでいる特別なサプリメント、これら総合的な肉体管理もあいまって、インフルエンザがでないのでしょうか。

同じよう鶏にもワクチンがあります。

ただしこのワクチンは高病原性ウイルスのH5N1対象のもので、今流行のH7N9の低病原性のものではありません。

ワクチンはウイルスの型が変わると、効果はありません。

それゆえ、中国の鶏にはH5N1のワクチンは使われていましたが、H7N9のワクチンは接種されていませんので、今回の大騒動になったのです。

ご承知のよう、人間、鶏、豚などに感染するウイルスは、「H(ヘマグルチニン)」で16の型、「N(ノイラミニダーゼ)」で9通りの違った型のウイルスがあり、その組み合わせで合計144種が存在します。

人間の予防注射でも、ここ20年ぐらいの間、最も流行したウイルスを対象に製造されているようで、昨年私が接種したワクチンは1968年に流行したH3N2のA香港型と同じB型、それと2009年北米などで流行した、豚インフルエンザといわれたH1N1、2009型の3種混合のようです。

ですからもしH7N9型の鳥インフルエンザに感染したら、抗体がないので私も発病するでしょう。

このウイルスを感染者から分離し、それを種にワクチンを開発しても、かなりの時間を必要としますので、もしこのウイルスが爆発的に、鳥から人、人から人へと感染を広げたら、ワクチンは間に合いません。

困ったことです。

勿論、鶏に使用するワクチンも、弱毒ウイルスだけに開発はされないのではないでしょう。

最も日本では鳥インフルエンザワクチンは絶対的に使用禁止ですので、鶏への感染は無防備です。

ということは、この鳥インフルエンザは、鶏も人もワクチン接種による防御は考えられないことになります。

そこで、人間も鶏もワクチンなしでも罹病しない、健全な免疫力を持つことによって防御することと、ウイルスが侵入しない、させない生活習慣と環境を作ることでしょう。

まず一般的な人への身近な対策から申しますと、

1、外出帰宅後の手洗いうがい。
2、人ごみはなるべく避ける、またマスク着用。
3、充分な休息と睡眠、
4、規則正しい生活と、ストレスを起こさない生活。
5、バランスよい食事による、栄養が偏らない注意。
   (免疫力を高める食事とサプリメント)
6、強い肉体を作るための適度な運動。
7、鶏肉、豚肉など肉類を調理した後の手洗いと、まな板と包丁の洗浄
8、肉類は加熱調理すること。
9、鳥インフルエンザ発生時は、鶏卵の生食はやめる。

さらに養鶏場、鳥類飼育者の注意事項(一般的な病気対策に準じる)

1、養鶏場場内の衛生管理の徹底。
2、鶏舎の消毒と洗浄、飼育鶏の健康管理と観察。
3、飼料、資材搬入車両と外来者の消毒励行とそれらの記録。
4、搬出鶏卵、肉鶏の消毒と車両の洗浄消毒励行。
5、野鳥、野鼠、害虫の侵入防御。
6、飼育鶏に免疫力付加。

洗浄、消毒はじめ手洗いマスク着用などは、ウイルスを感染させない物理的方法で、間接的で消極的ですが基本的なことでしょう。

一方、高い免疫力を人体と鶏体に付与させる方策は、免疫生理機能の充実で、もっとも積極的で本質的な防御策です。

私たちの体の免疫力は、いろいろな機能で成り立っています。

鶏も同じことですが、それらの機能を充分働かせるには、まず健全な健康体と十分な栄養摂取が大切です。

そのなかでタンパク質の重要性は充分認識してください。

というのは、免疫の諸機能と物質はすべてタンパク質を原料として構成されているからです。

私は免疫と抗体のことを、別名で「自然治癒力」と発言することが多いです。

健康体とは、人間でも鶏でも恒常性(ホメオスタシス)があります。

肉体細胞のひとつひとつは自己の恒常的状態を認識し、その恒常性を犯すものが侵入すると、侵入物に対して自動的に防御体制を作り、恒常性を維持します。

数えますと、呼吸や血液循環の自律神経(交感、副交感神経)、体温維持や消化の代謝エネルギー、内分泌(ホルモン)活動、各臓器の自働活動、免疫調整のサイトカイン機能、自己復元する遺伝情報、侵入物に対する抗体機能などなど。
これらが自然治癒力に繋がるもので、自己と非自己の判別が的確で、非自己に対しての反応と防御機能を発揮するのが免疫力といえます。

その免疫機能組織はかなり多くあります。

まず血液の中にある白血球のなかのマクロファージー、顆粒球、好中球、好酸球、リンパ球、リンパ球の中のがん細胞などに対するNK(ナチュナルキラー)細胞、Tキラー細胞、免疫グロブリンを作るB細胞、またリンパ腺は全身に張りめぐっています、そのほかリゾチーム、インターフェロンなど、さまざまな役割を先天的に持っています。

これらを自然免疫系といいましょうか、それともうひとつ獲得免疫があります。

これはご存知のワクチン接種と、一度ハシカやオタフク風邪に罹ると二度と感染しない抗体のことです。

この中でインフルエンザなどの異物ウイルスへの対応では、免疫グロブリン(Ig)の働きに期待したいです。

免疫グロブリン(Immunoglobulin)はB細胞で作られる分子量の大きな、タンパク質の総称でIgG,IgM,IgA,IgD,IgEなどに分類され、それぞれの機能分担があります。

ちなみに鳥類はIgM、IgY、IgAの3種類しかありません。

この5つのなかのIgAは腸管免疫をつかさどるのと、鼻腔、口腔などの粘液の中に存在し、鼻汁、唾液など通じて、ウイルス侵入の初期感染での対応する役目です。

母乳や血清、腸液などにも多く存在し、このIgAが非自己侵入者への防御の切り札で、ことに腸管免疫力は、健康維持と病気対応にもっとも大切な役割をもちます。

その免疫グロブリンIgAを生産するのは、やはりタンパク質でペプチド化されたものはIg生産に好適といわれています。

この冬、やはりインフルエンザが流行しました。

そんななかで「これを摂っていたから、インフルエンザに罹らなかったわ」と、私たちが開発した商品を愛用されている多数の人たちから感謝された製品があります。

この製品の目的は、お年寄りの元気回復と長寿、成年男女の健康維持と体力増強、ご婦人方の美容促進、スポーツ選手の筋肉ケアーなどで人気を博している、大豆胚芽を独特の酵素で触媒し、活性酸素除去能力を高め、また免疫力を強め病気に強い体を作ろうとしたものです。

この商品は大豆タンパクをペプチド化した代表的なもので、とくにアミノ酸のアルギニンを特化した、肝臓や血管系の障害にも対応力が強いです。

このタンパク製剤が、腸管のIgAを特異に増強する能力があることが、研究室のマウスの実験などで証明されていますが、いつの間にか風邪に強い製品として噂になった背景は、その特異なタンパク質にあったと思います。

しかし、ウイルスは実に訳の分からない物体で、もし感染したら潜伏期間中に体内で何万倍にも増殖し発病する性質があるため、まず感染させないことが一番ですが、不幸感染したら体内で、増殖を抑えれば発しないことになります。

H7N9型ウイルスも、多くの人に感染しているが、発病した人はそのうちの極わずかだと思います。

それは自然治癒力と免疫抗体のおかげだと推測します。

その要因にIgAの働きもあったと思います。

「治にいて乱を忘れず」の例えのよう、大丈夫と思っても保険にかける気持ちで、免疫抗体力を上げておくことが、このインフルエンザ対策の方策のひとつと思います。

次回もさらにこの稿が続き、インフルエンザ対策を考えます。

そのとき日本でも患者が出たということにならないことを祈ります。

H7N9型鳥インフルエンザ

  〜潜在的な発生が長期間あったと思われる中国の鶏〜
    (産業に与える消費減退の打撃)

H7N9型のウイルスによる鳥インフルエンザが中国で発生、さらに人への感染で4月11日現在で38人発病、そのうち10名もの命が奪われた報道に、私はあまり驚きませんでした。

この比較的弱いウイルスでも、中国国内のあちこちの鶏に、長いこと感染に感染を繰り返せば、ウイルスも強くなり形も変わり、やがて大きな問題を引き起こすだろうと想像していた通りになったからです。

そのような私の想像では、このウイルスは昨日今日に鶏に感染したのではなく、潜在的に長期間感染を繰り返していた鳥インフルエンザだと思っています。

4年ほど前になりますか、畜産関係の用事で上海を訪問したとき、ある養鶏関係者から「あちこちの鶏に呼吸器病が発生し、成績が落ちて問題になっている。」との話を聞いて思わず「それは弱毒型の鳥インフルエンザではないか?」と問いただしたほどでした。

症状を聞きますと、伝染性気管支炎(IB)や、ニューカッスル病(ND)によく似た状態のようですが、IBもNDもほとんどの鶏に、ワクチンが接種され免疫があり、多くの鶏にそれからそれへと呼吸器症状と下痢は出ません。

鳥インフルエンザの弱毒型は、まったくIBやNDなどと似た症状ですから、とっさに鶏インフルエンザに違いないと私が判断したのは、今回の騒動を見て正しかったのではないかと思いました。

ただしこのウイルスがH7N9型とは思いませんでした。

東南アジアや台湾などで発生した弱毒型のH5N2のウイルスによる感染と決め込んでいました。

H5N2型は、発生を経験した台湾の関係者に聞きますと、伝染力は早いが症状は激しくなく、食欲と飲水の低下、産卵の低下、軽い呼吸器症状、軟便、緑黄色の下痢便、中には斃死する鶏もいますが、それほど多くなく、数日のうちに回復するので、鳥インフルエンザとは思わない養鶏業者もいると話していました。

ご存知のよう鳥インフルエンザのなかには、激しい症状を示す高病原性のウイルスH5N1型のインフルエンザがあります。

この症状は養鶏生産者なら誰でもがすぐに気がつく、餌も食べず水も飲まず元気喪失、産卵低下にはじまり数日のうちに、バタバタ死ぬ鶏が出て、その異常さを知り、家畜保健所に相談もしますので、感染の実態が政府当局も把握し、早急な対策も取れます。

数年前日本の各地に発生し、大きな被害を出したのがこのH5N1型のウイルスで、発生鶏はもとより、同一農場に生存している感染前の鶏まで、殺処分し焼却か地下に埋没されました。

そもそも強毒型にしろ弱毒にしろ法定伝染病で、国際間でもこの病気の発生は迅速に各国に報告し、発生国からの鳥類とその生産物の移動は禁止するくらいの恐ろしい伝染力の強い病気です。

ところがH5N1型は強毒ではっきり病状が分かるが、H5N2型やH7N9型は、鶏によく発生する呼吸器病のIB(伝染性気管支炎)、ND(ニューカッスル)、ILT(伝染性喉頭気管炎)、伝染性コリーザ(鼻カタール)、CRD(慢性呼吸器病)などと見間違うほど、症状は激しくないようです。

それゆえ善意に解釈すれば、中国の養鶏農場はH7N9型の鳥インフルエンザとは知らずに、生きた鳥をマーケットに持ち込んで販売したことになり、それを感染鶏とは知らずに密接に接触した人が運悪く呼吸循環系の細胞にウイルスを感染させ発病したことになります。

しかしながらこの弱いウイルスがなぜ人間の細胞に取り付きに感染するよう変形し、強毒型に変わったのかは分かりません。

ご存知の方も多いと思いますが、2003年ごろから現在まで、東南アジア、東アジア、西アジア、アフリカなどで、大発生したにH5N1型高病原性鳥インフルエンザは、不幸なことに600人以上が感染し、371人が死亡した事実があり、感染致死率の高い恐ろしさを教えましたが、これはすべて強毒ウイルスでした。

その時はH5N1型鳥インフルエンザは中国でも多数発生し、死亡者も出しています。

ですから中国でもH7N9型の発生と、そのウイルスによる感染で死亡した人は、今回が初めてではないかと思います。

このH7N9型鳥インフルエンザは、世界的に見ますと今回初めてお目にかかるのではなく、すでにヨーロッパやアメリカ、メキシコ、東南アジアでも過去に発生していますが、人への感染は聞いていません。

しかしそれにしても、弱いウイルスにしろ、鳥インフルエンザが知らないうちにこれほど蔓延していたことを、中国当局が察知していなかったとは、政府の家畜衛生防疫機関の怠慢といわれても仕方ないことです。

あるいは油断かもしれません。

というのも中国政府は、過去に多大な被害を出した高病原性のHH5N1型ウイルスを防御するワクチンを開発、全ての鶏に接種、インフルエンザ発生と流行をくいとめる対策がなされていますので、安心もあったかもしれません。

さらに前に述べたよう、発病していた養鶏場は、ほかの呼吸器病と思って報告しなかったか、または報告すると全て殺処分され、法定伝染病としてその周囲にいる健康的な鶏まで処分の対象となるので、それを恐れて内緒にしていたかです。

中国は国も広いし、飼育されている鶏の数も採卵鶏で10億羽以上、ブロイラーでは年間150億を越えますし、それに加えてアヒル、ガチョウの水禽類、ウズラ、食用鳩など、各地に分散して飼育され、その数を集計すると、世界でもっとも大きな鳥類の飼育国です。

実際その飼育数は、完全に把握できないと思います。

その理由は専業養鶏場で飼育されいる鶏は、調査報告が出来やすく統計数字に載りますが、それ以外の農家の庭先で10羽20羽と放し飼いにされている鶏やアヒルなど、政府発表の数字にはなかなか計上されません。

また今回問題になった愛玩用のレース鳩、あるいは小鳥類など、鳥類と名のつく動物の総飼育数は、想像するに圧倒的に世界一となります。

それに加え、山野や市街地、農村地区に生息する野鳥、また日本や韓国、さらに台湾、東南アジア、ロシアなどと往復している渡り鳥は、中国の西域にある青海湖が集合場所で根城です。

そこでウイルスを感染しあって、中国各地を経由してアジア諸国に飛揚していますが、その数は分かりません。

これら野鳥や渡り鳥など全ての防疫は不可能で、中国政府の防疫体制の限界を超えたもので、人工的にはコントロールできなでしょう。

そんな関係で、日本の養鶏関係者は、世界でもっとも鳥インフルエンザの危険地帯が中国との認識が強いです。

まして、そこから飛来する渡り鳥が、もしウイルスに感染していたとしたら、日本国中どの地域も地区も全て危険地帯となり、そんな見えないウイルスに晒されている日本が、神経質になるのもやむを得ません。

さらに心配していることは、中国政府の対応の遅さです。

今回も人への感染があり、かつ死亡者が出たので発表に踏み切らざるを得ませんでしたが、もし人への感染がなければ、鳥インフルエンザが各地で発生していると、薄々気がついていても、積極的に発表しなかったのではないかと疑います。

中国はご案内の通り面子(めんつ)の国、あまり国の恥部を見せず、かっこよいところばかり喧伝する性癖があります。

以前SARS(サーズ 特異性急性肺炎)の発生のときも、発表が遅れ、国内はもとより、各国に伝播してしまった過去があります。

まして、国境もなく地域の境界線もに関係ない、海を越え山を越えて飛行する鳥類、ことに渡り鳥などを視野に入れたら、一国の面子にこだわらず、防疫体制を超越した正義感と道徳観を持ってもらわなければいけないでしょう。

ところで心配なのは、中国からの発表が、人間への感染と死亡者のニュースが伝えられだけで、肝心の鶏のインフルエンザの発生状況と、その後の処置がどうなっているのか分からないことです。

まして、季節風に乗って飛んでくる黄砂が激しくなる時期、その砂の中にウイルスが混在しているとは思いたくないが、病原菌などはどんな隙間でも見つけて、繁殖しようとする性質があるだけに油断が出来ません。

私たちとしては、人間への感染も気をつけなければいけませんが、それ以上に鳥インフルエンザで再度日本の養鶏産業が危殆にに貧することだけは避けたいと思います。

畜産関係団体も、畜産、養鶏に使用する、中国から輸入される機材や飼料などには、充分気をつけ消毒など徹底するよう示唆しています。

いま中国で発生しているのは、鳥インフルエンザだけでなく、牛豚に強度に感染する口蹄疫の発生も報告されていますので、畜産業者はただ安いからと言うだけで、無思慮に中国物を使用するのは、本当に気をつけましょう。

もっともこの鳥インフルエンザによる影響は、中国国内でも大パニックを引き起こしているようです。

人への感染が伝えられ死者が出ているニュースは、中国国民に衝撃を与え、鶏卵、鶏肉の消費が急激に減退していると聞きます。

ことに上海市場では、生鳥の取引停止に始まり、鶏肉相場は乱れに乱れ、価格は暴落、最盛期の10分の1にまで取引量が落ち込んだようです。

鶏卵も同じよう、消費離れで半値以下に価格は下がったが、それでも売れない、こんな状態が継続しますと、多くの生産組織や生産農家が倒産、離散するのではないかと危惧します。

ところで、鶏肉にしろ鶏卵にしろ加熱調理すれば、ウイルスの心配は全然なく、またそのことが分かっていても、インフルエンザ感染の恐ろしさの心的な恐怖には勝てないのでしょう。

それほどいまの消費者は、何処の国の人も同じよう、付和雷同的で神経質で敏感です。

日本でも2005年に起った鳥インフルエンザ発生での卵と鶏肉離れを私たちは経験しています。

BSE(狂牛病)発生での牛肉離れ、口蹄疫での豚肉離れ、放射能での福島産農産物離れなど、その瞬間過剰な反応で消費が停滞します、病気発生の打撃以上に消費減退での相場低迷が、生産者の意欲に打撃を与えます。

しかしそうは言うものの、鳥インフルエンザウイルスの人への感染が事実としてある以上、それを防ぐ消極的な対応として、人々は鶏肉鶏卵を食べないという行動になるのでしょう。

そんな目に見えないウイルスとの対抗策は、まず感染しない方法と、感染しても発病しない強い免疫力を、体に持たせることでしょう。

人間はもとより、本家本元の鶏そのものに、インフルエンザを感染発病させない方法はもっともっと大切です。

そのいくつかの対策と試案を、お互いに考えましょう。その方法は次回に譲ります。

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