2015年1月アーカイブ

インフルエンザワクチンを考える

〜ワクチン免疫効果の是非が問われる難しさ〜
(豚も鶏も人間も同じ仲間のインフルエンザウイルス)


「ワクチンを接種していてもインフルエンザに罹りました」

私の周囲の人たちの中に、数名こんな方がいます。

そもそもワクチンは効果が無いものなのか、ワクチンで作った免疫抗体価を
超える強毒なウイルスの攻撃を受けたのか、
またはワクチン株と違うウイルスに感染したのか、
感染した本人も医療関係者も簡単にはわかりません。

しかし現実は、インフルエンザに感染しないため、高いお金を払ってワクチンで
予防したのに発病した事実だけ残ります。

「インフルエンザのワクチンの効果はない」

「だから私はワクチンを打たない」

「打たないでいてもインフルエンザに罹らない」

などの声もたくさん聴きます。

その逆に、「ワクチンをしていたので、周りの人大勢がインフルエンザに
罹ったのに私だけ罹らなかった」などの声もあり、

「ワクチンのおかげで、インフルエンザに罹ったが、軽くて済んで寝込む
ようなことがなかった」との話もあります。

「やはりワクチン予防しなくては、ことに高齢者は」そんな意見も多いです。

相談する医者の多くは、やらないよりやった方がよいと結論付けます。

私も毎年11月下旬ごろ、インフルエンザワクチンを必ず接種します。

すでに15年間ほど続けています。

「なぜワクチンを打つのですか」と聞かれたら。

「安心のためですよ」と答えます。

実際ワクチンを打ってあるという安心感と自信は、インフルエンザ流行の話を
聞いても、私は大丈夫という精神的な安定感が、免疫力を高くしているのかもしれません。

効果がないと言われるワクチンですが、幸いなことにここ何年にも渡り、
高熱が出て下痢嘔吐、全身倦怠筋肉痛など、
顕著なインフルエンザ症状の風邪をひたことはありません。

今年の正月も発熱をしましたが、7度2分ほどで安静に寝ていたら一晩で
平熱になりましたので、普通の風邪だったのでしょう。

もしかしてインフルエンザウイルスに感染だったかもしれませんが、
ワクチンを打っていたから軽度の症状で済んだのだと思います。

さていま私たちが摂取しているワクチンは、
三種類のウイルスを弱毒化した死毒ワクチンで、
受精鶏卵で培養して製造したものです。

この三種類のウイルス株は、1968年〜1990年に大流行した
「香港カゼ」と言われたH3N2のA型株とB型、2009年に流行った
「豚インフルエンザ」と言われたA型H1N1株です。

余談ですが、養豚業者からはH1N1の株の名称を「豚インフルエンザ」と
言わないで欲しいとクレームが出ています。

ところでこの株と同じウイルスが今年の流行になっているかどうかはわかりません。

いや同じ株でも若干の変異があると、ワクチン効果はなくなります。

また鶏卵を培地としてウイルスを増殖している間に、
鶏卵のなかでウイルスが順化し、変形しているかもしれません。

そうなりますとウイルスの毒性が無くなり、ワクチンとは名ばかり、
ただの水を打っていることになります。

それでも近代の科学は進歩していて、疫学的分析と診断が定着しているので、
効果ないワクチンはないと思いますが、ワクチン製法の方法は検討の必要もあろうかと思います。

そもそもワクチンは、私たちの体にウイルスや細菌など異物侵入を防ぐ
免疫力を高めるために行うもので、一度軽い病気を起こさせ、
抗体という物質が細胞の中に充満し、新たな病毒ウイルスが侵入しても、
安住して増殖する細胞を無くし、追い出して発病させないシステムです。

これは先天的にもっている防疫機能でなく、後天的な防御法で獲得免疫とも言います。

ところがこの免疫力は、弱毒化したウイルスでワクチンを作りますから、
強度感染した真正のインフルエンザ発病で作った獲得免疫と比べたら、
抗体価は低いし全ての細胞に抗体が行き届いてない人がいるかもしれません。

または体質によりその時の健康状態により、ワクチンの免疫抗体が上がりにくい人もいます。

言い換えればワクチン効果は、パーフェクトではないと言えます。

そこで効果が高かったとか低かったとか、発病がなかった、
発病してしまったなどと、両極端の評価がされるワクチンになるのです。

ところで私は、畜産動物との接触は長く古いです。

この畜産の病気対策のワクチン接種は、人間と同じいやそれ以上数が多く、
過去にワクチン投与の病気管理のプログラムをよく作ったものです。

そのさまざまなワクチン種類の中で、呼吸器病系のワクチンの効果率が
最も不安定だったとの実感を持っています。

ことに鶏の伝染性気管支炎(IB)などは、絶えずウイルスの形が
変わり対応が難しく苦労しました。

鶏の法定伝染病のニューカッスル病も呼吸器病で、
過去は死毒ワクチン注射で面倒でしたが、現在は弱毒化したウイルスを使う生ワクチンで、
飲み水かスプレーで接種し、呼吸器機関の上皮粘膜で免疫抗体を作ります。

さらに伝染性気管支炎のウイルスと一緒にした、二価ワクチンとなり効果と
作業の能率化、簡素化に貢献しています。

ただし経験的にいいますと、健康的な生体で畜舎環境がよくきれいな空気で飼育されている動物と、
汚い畜舎で病気がちな動物に、同じワクチン接種した後、
血液採取し中和抗体価の数値をはかりますと、その数値が健康なものは高く、
不健康は低い結果が示され、かなりの相違があることも発見してます。

これは私たち人間も同じで、慢性病や生活習慣病、空気汚染がひどくストレスの多い環境、
不規則な生活と過度な飲酒、喫煙の習慣などと、
ワクチン効果とは比例するものと思います。

話題になっている鳥インフルエンザに触れましょう。

ご存知の方もいるでしょうが、数年前に日本で発病したウイルス株(H5N1)と、
今年の冬発生している株(H5N8)は違いますので、
ウイルス対応も難しくなります。

中国で2〜3年前採取されたウイルス(H7N9)は、鶏の発病は軽く、
人間への感染がかなりの数になった新しい形の株でした。

いま韓国で流行している株と、日本で今年発病したものは非常に似ていますので、
おそらく渡り鳥などで運ばれたものでしょう。

台湾で現在大発生している株は3種類(H5N2 H5N3 H5N8)あり、
日本と韓国とは違うものです。

このように、インフルエンザウイルスは人間、鶏、豚などに発病する株は、
基本的には同質のウイルスでその数は144種類になると言います。

それゆえ、144種類のワクチンをすべて製造は不可能です。

その中で過去に人間に感染発病させた、数種のウイルスを弱毒化し、
ウイルスを殺しその死んだ細胞を注射する死毒ワクチンを私たちは注射してるのです。

もし鶏の呼吸器病ワクチンのよう、生きたウイルスをワクチン化できたら、
真正の感染者が現れる危険がありますが、抗体産生効果は高いと思います。

死毒ワクチンの注射は、筋肉注射で確実性はありますが、
効果の方は効く効かないで問題を投げかけるものになっています。

さらに幼児や学童など、注射の痛さにおびえる姿も考えると、
飲水やスプレーの生ワクチンの開発が待たれと思うのは私一人でしょうか。

それにしても、困ったウイルスのインフルエンザですが、
まずは身体を健康に保ち、自然の免疫抗体を沢山付加することで防ぎましょう。

セルフメディケーション

〜自分の身体は自分で守る、自己健康管理法〜
(医療費削減にも大切な自然治癒力)


今年は新年早々体調を崩し1月2日の夜から3日、4日と3日間ベットで過ごす正月となりました。

完全に自己健康管理の失敗で、新年早々お恥ずかしい話です。

1月2日の午後から、体に違和感と不快感を感じ、それを我慢をしていると、
やがて悪寒を覚え下腹に異常を感じ、我慢しきれずトイレに駆け込み下痢であることがわかりました。

発熱と下痢、食中毒か風邪かいずれにしろこれは異常だと感じ、
家に急ぎ帰りそのまま床に就き、その日の夕食から3日、4日の夕方まで絶食、
薬も飲まず医者にもかからずじっと腹痛と下痢と悪寒に耐えていました。

ここ3年ほど私は地元の氏神様「熊野神社」の世話人となり、
四季それぞれ行われる神社の行事にボランティアとして奉仕をしています。

今回も2014年の12月30日、新年を迎える飾りと準備で神社で肉体労働、
続けて大晦日の午後10時ごろから翌朝2015年1月1日の5時近くまで、
真夜中から「初詣」の参拝に来る地域町内の人々への接待で過ごし、元日の
昼から2日の朝までは家で過ごし、2日の朝から再度神社への参拝客の接待を
行うスケジュールとなりました。

この奉仕は私一人でなく、地元住民の中から選ばれた25名ほどの神社世話人が
参加していますが、なんといっても83歳近い高齢者は私だけで、
皆からは「長老」と呼ばれる存在です。

そんな長老が冬の寒気に耐え、徹夜で奉仕に従事したり、日中とは言え9時間
近い時間を参拝客の相手をしたりしますと、いささか体力的に応えたので、
1月2日から寝込む結果になってしまいました。

と言いますと過重労働と、寒さのストレスなどで疲労が溜り、病気の原因と
いうことになりますが、もう一つ考えられることは季節的な風邪とか、
インフルエンザの感染、ノロウイルス感染、あるいは神社で食べた弁当に
よる食中毒であったのか、いまは確たる病気原因が思い当たりません。

ただ今回、発熱より下痢の症状が顕著であったので、対処療法として絶食し
ベットで就寝安静という方法を取りました。

その結果4日の夕食から、薄いお粥を食べられるようになり、5日の朝も
流動食を食べ、仕事始めの会社に出勤、社員にそれなりの挨拶を交わし、
早めに帰宅しましたが、少し疲れましたが病状はなくなり病気は回復しました。

さて今回の発病治療に薬は服用せず、まして医者の診療も受けませんでした。

ただひたすら就寝し若干の汗をかき、腹痛と時々起る下痢への対応をしていました。

しかし人間の体は、薬物を飲んだり医者で注射をしなくても、健康になろう、
正常になろうとする、治癒力、回復力が先天的に備わっていて、
大事に至らず健康回復ができることを、痛切に感じました。

野生の動物などが怪我をしたり、病気になったりすると、ひたすらじっと
動かずに過ごすことにより、体力を回復すると聞いたことがあります。

それと同じように人間も、遺伝的に復元する機序を持っていて、
安静にしていれば簡単な病気は回復する、それを自然治癒力ともいい、
また自己再生機能、自己防御機能とも言います。

自己再生機能は切り傷が復元したり、骨折した骨がつながるような再生する機能で、
遺伝子DNAの働きで原型に復元し、傷口をふさぐにも原型以上に
肉が盛り上がるようなことにはなりません。

自己防衛機能の代表は、外部からの異物侵入を防ぐ免疫組織機能があげられます。

良く知られた異物は細菌とウイルスです。

これらの異物は人体の細胞や機能を破壊する恐れがあるので、自己防衛機能は
血液の中の白血球の防御機能を働かせたり、リンパ節、リンパ球で防御したり、
腸内にある免疫細胞IgAやIgMなどで予防し、さらには新生細胞(がん)など
にはNK細胞、B細胞、T細胞などの免疫機能が働き、自己防疫します。

これらの免疫機能は、私たちの肉体構造のあらゆる部署で作られまが、大別して二つに分けられます。

一つはもともと持っているしている自然免疫系のマクロファージー、
ナチュラルキラー細胞(NK)やリゾチーム、インターフェロンなどです。

二つ目は感染やワクチン摂取で作られた獲得免疫です。

獲得免疫の働きは抗体産生で、これらの産生は骨髄、脾臓、胸腺、リンパ節、
腸管などで作られます。

このように人間の体の生命維持装置は、十重二十重に装備されていて、
そのたびごとにあらゆる方法で体を守ります。

それは恒常性、ホメオスタイシスで、起き上がり小法師のように元に戻る性質です。

症状的に防御する作業には、発熱、咳、くしゃみ、鼻水などでの風邪ウイルス
退治や、下痢、嘔吐などでの細菌性の感染対策なども自己防衛機能のひとつです。

目に見えない体内での防疫機能は、活性酸素の攻撃にはSOD酵素で除去し、
血管の梗塞には一酸化窒素(NO)が働いで血管を拡張させる、
太陽の紫外線対策にはメラミンが皮膚を守る、なども防衛機能に入るでしょう。

人間はこのような自然治癒力がある以上、その機能を上手に発揮させる身体を
作る生活習慣を行うことが、もっとも病気にかからない方法と思います。

それをセルフメディケーション(自己健康管理)と呼びます。

即ち「自分の健康は自分で守る」となります。

この考え方は別に新しくも珍しくもなく当たり前のこと、
子供からお年寄りまで日ごろ心がけ実行していることです。

ただ少し言葉を加えれば、自分の健康状態を的確に把握し、
それに対応する生活習慣と意識と知識を持つことでしょう。

それは医者に掛からず頼らず、自分の健康状態を、
自分自身で判断し的確に対応することです。

そのため成人になったら、少なくとも年に1回は健康診断を受け、
体の機能に異常があるかないかのチェックが必要になります。

もし生化学的な診断ができない場合は、日常生活の習慣の中で、
自分自身で健康状態を察知することです。

良く眠れるか、食欲はどうか、疲れがいつまでも取れないか、
顔色が悪いか否か、運動に支障がないか、便の状態はどうか、尿の色と排泄の量、
五体と内蔵に異常がないか、など自分で感じる正常と異常を察知しましょう。

これらの健康診断や自己感覚判断の結果、身体の異常、臓器の異常、排泄物の
異常、血液の異常などが発見されたら、その原因が何か生理的条件を判断します。

まず体重チェック、血圧計で血圧の測定、体温計で体温チェックなど簡単に
判断できることから始め、それに問題があると判断したら、生活習慣の
なかでどう対処するかの考えるのが、セルフメディケーションの始まりです。

順序としては、大きく分けて食事療法、運動療法、薬物療法となり、
さらに大切なのは生活習慣です。

その成果がどうであったかを評価し、改善目標を決めて、
まず実行することです。

薬物療法が必要となると、病院の門をたたくか、
薬局で相談するかの選択になりますが、その判断もセレフメディケーションの一端です。

ただ可能な限り、医師の診断は避け、
薬局で一般の大衆薬で対応できるものは薬剤師と相談して、
服用を始めるのも選択肢のひとつです。

このセルフメディケーションの考え方の真髄は、
医療機関にかからず医師の診断を仰がず、自分自身で自分の病状を判断し、
最も金をかけない方法で体調不良を治すことです。

年々拡大する医療予算を縮小するには、
健康管理は病院ではなく自分で行うことで解決します。

その結果、過剰な医療診断をしなければ、医師の過剰労働を軽減し、
手間と無駄な費用の節約ができ、受診者の医療機関での病気感染を予防し、
そしてやがては医療保険費の節約となります。

ところが日本の医療費支出の最大の問題は、高齢者の医療費の増大です。

私も高齢者の仲間ですからよくわかりますが、
若い時と違って年寄りは体の異常が多くなります。

さらに高齢者は健康維持には、人一倍神経過敏の人が多いので、
すぐに病院に駆けつけます。

軽い咳が出る、何となく熱っぽい、おなかの調子が少し変だ、腰が痛い、
肌がかゆい、など軽い違和感だけで医者の診断を仰ぐことが多いです。

それが高齢者の健康管理の常識的な判断で安心です。

それを咎めることはできませ。

ただし、こんな行為が高齢者だけでなく、一般人にもあるとしたら、
医療費の拡大はますます防ぎきれません。

ですからインフルエンザや風邪など、ウイルス性の疾患は医者で治るものではなく、
安静に寝ることで自然治癒力が直してくれるという認識と知識を持ってもらうことも、
セルフメディケーションの目的です。

そのためには、高齢者だけでなくすべての人が、
自己健康管理(セルフメディケーション)の思想と意識が必要となります。

意識だけでなく体のメカニズムと健康、体調不良と病気の原因など、
若干の知識を持ってもらうことも必要です。

幸いなことに、最近テレビ新聞などで、
健康をテーマにした番組や特集記事が多くなっています。

私も関心があるので視聴したり、
解読したりして健康知識と病気対策の方法など知ることができます。

これらの特集内容に流れているコンセプトは、
自分の身体の異常は自分で判断し、できるだけ自分で解決すべきというものです。

参考意見の発言者は多くが医者で、病気になった要因はほとんど、
自己健康管理の失敗であるとコメントします。

医者に言わせますと「病気が人を侵すのでなく、人が病気を呼び寄せている」となります。

ことに生活習慣病の高血圧、糖尿病、高脂血症、高尿酸値の慢性的疾患は、
先天的な病気でなく、後天的に生活習慣の中で作ってしまった病気であると断定します。

ガン発生も生活習慣の結果、ガン細胞を新生させたとも言い切ります。

そこで日頃からセルフメディケーションの心得と実行が必要となります。

私も今年の新年、年齢を忘れ勤労奉仕に精をだし、体調不良と知りながら
義務感を全うしようと頑張った結果、寝込むこととなりました。

これも、セルフメディケーションの基本を無視したことが原因ですが、
ただ後の処理は自分自身の自然治癒力を信じ、恒常性回復の遺伝子に
任せる治療法に徹底し、医者も薬にも頼らず治しました。

ただこれは治ることのできた病気であった幸運もあります。

自然治癒力を超え、セルフメディケーションの知識を超えた危機的疾患
であった場合は、これは緊急に医者の手にゆだねねばなりません。

そんな判断ができるようにある知識と経験もセルフメディケーションでしょう。

とにかく健康は人間にとって資産であり、社会的成功も経済的成功も
健康資本があって成し遂げられます。

良いビジネスは良い健康から、しっかり覚えましょう。


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